文学部・文学科 │ 聖徳大学

2017年度 RE科目を振り返って その2

18.03.28

前回の記事に続いてRE科目を振り返りたいと思います。今回は主に担当いただいた先生方から、コメントをいただくことができました。

重里先生
RE科目「文豪を訪ねて」では、2回の学外研修を楽しんでいただきました。1回は文京区立森鷗外記念館、もう1回は新宿区立漱石山房記念館が中心です。
訪問前は、鷗外というと何か近寄りがたいイメージを持っていた人もいたようです。記念館で女性の才能を見いだした視野の広さや家庭人としての優しさを知り、「こんな人だったのか」という感想があちこちでつぶやかれました。
夏目漱石の記念館で皆さんを驚かせたのは、再現された書斎に高く積まれた洋書の山です。「一体、どれだけの勉強をしたのだろう」と考えるとちょっと怖い感じさえしました。
いずれの研修でも、文豪の直筆原稿に「魂の声を聞くようでした」という声が聞かれました。平成30年度は、さらに「魂の声」を求めて、文学館周辺の散策にも力を入れようと考えています。

竝木先生
RE科目「ディズニーの世界」にはたくさんの受講生が熱心に参加し取り組んでくれて、嬉しく思いました。特に好評だったのは、後半の「東京ディズニーランドになぜまた行きたくなるのか?」というテーマについて授業でその優れた点について学んだ上でTDLを訪れたので、さらにその良さが具体的にわかったということでした。今まではゲストとしての立場で楽しんでいたけれど、より広い視点から見て訪れると初めてわかる良さがあったという意見もありました。また前半のオムニバス授業によるディズニー映画の多角的な分析にも注目が集まり、優れたレポートも書かれましたね。プレゼンテーションもそれぞれの特色が出ていて、とても楽しめました。来年度に向けては、グループごとの課題をもっと具体的に決め、テーマを絞った観察にも励んでもらいたいと思います。来年度も乞うご期待!

石本先生
RE科目「新撰組を歩く」では各グループで与えられた課題を発表し、その上で現地に赴き教員の解説を聞きながら個々の学びを深めました。京都を2時間ほど歩く中で、学生たちが相互に語り合い、一人ひとりが思いを深めていく様子はとても印象に残っています。

【2017年度秋学期開講RE科目の記事はコチラ】
RE科目を振り返って その1
RE科目「ディズニーの世界 ―作品の魅力―」報告①   
RE科目「新撰組を歩く」報告①   
RE科目「文豪を訪ねて」報告① 
秋学期RE科目が開講されました

 

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