文学部・文学科 │ 聖徳大学

RE科目「文豪を訪ねて」報告②

18.01.22

RE科目「文豪を訪ねて」では、昨年12月17日に重里徹也先生、李哲権先生、近藤圭一先生、村山隆雄先生(特別参加)のもと、東京都の新宿区早稲田南町にある区立漱石山房記念館の見学に行ってきました。10月の森鷗外記念館に続いて、2回目の学外研修です。

漱石山房は夏目漱石が最後の9年間を過ごした家です。ここで『こころ』や『明暗』などの名作が次々と書かれました。惜しいことに戦争で焼失しましたが、漱石生誕150年に当たる昨年、書斎を復元した形で記念館が開館しました。

記念館を訪れた学生たちがまず、驚いたのは漱石先生が小柄だったことです。玄関を入るとすぐに等身大の写真が展示されていましたが、身長158・8センチ。隣に立って自分と比べながら、変な言い方ですが、漱石先生が確かにこの世に生きておられたことを実感しました。

洋書が山積みになっている書斎を見学した後、展示されている漱石自筆の原稿や初版本、写真などを見ました。漱石の息遣いが確かに伝わってきました。芥川龍之介など漱石に縁がある人たちの資料も多数展示されていました。

記念館の後、漱石生誕の地の記念碑を見学。最後に早稲田大学の中央図書館を見学して解散しました。

来年度は「文豪を訪ねて」もさらにバージョンアップする予定です。乞う、ご期待!

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