文学部・文学科 │ 聖徳大学

RE科目「文豪を訪ねて」報告①

17.11.17

RE科目「文豪を訪ねて」では、10月29日に重里徹也先生、近藤圭一先生のもと、東京都の文京区立森鷗外記念館の見学に行ってきました。

森鷗外記念館は文豪の旧居「観潮楼(かんちょうろう)」の跡地に5年前に開館しました。台風が近づき、あいにくの雨。しかし、地下鉄千駄木駅に集合し、団子坂を上って記念館へ。

記念館ではちょうど特別展「明治文壇観測」が開催中。学芸員の方の解説を聞いた後、展示されている作家たちの直筆原稿や初版本、当時の雑誌や写真に見入りました。時代の波に直面しながら刻まれた文字から、文豪たちの息遣いや心の叫びが伝わってきました。

あの時代に森鷗外はどうして女性の自立に理解があったのだろう、鷗外が樋口一葉や与謝野晶子の才能にいち早く気づいたのはなぜだろう。そんなことも考えていました。

次の学外研修は12月に新宿区立漱石山房記念館へ。鷗外と漱石、2人の近代文学の巨人に直接触れることができて嬉しいです。次回の報告もお楽しみに。

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