日本一楽しく学び、国際教養人を育成する「学びの楽しさと感動」「グローバルな教養」新しい文学部 始動!

文学部・文学科 │ 聖徳大学

人生における、とても貴重な本質的体験教育

RE科目「江戸文学を歩く」報告①―深川散策の巻

25.12.13

日本一楽しく学ぶ」をコンセプトに開発された、聖徳大学文学部の体験型授業、
「RE科目」(REとは、Reality Experience:人生におけるとても貴重な本質的体験という意味)のご紹介です。

RE科目「江戸文学を歩く」『奥の細道』で有名な芭蕉にゆかりのある場所を訪ね、実際に歩いてみる授業です。
10月の学外授業は江東区深川に出かけました。あいにくのお天気でしたが、深川東京モダン館からみなさん元気よくスタート。

どういうルートで行こうかな、と相談中。

元禄2年(1689)に芭蕉は『奥の細道』の旅に出る準備をします。旅の直前に芭蕉が住んでいたのがここ採荼庵(さいとあん)です。芭蕉さんを囲んでみんなで記念撮影。

江戸時代の町並みを忠実に再現した展示のある深川江戸資料館に行きました。
「てんぷら」と「月見だんご」、本物みたいでおいしそう。

深川には、葛飾北斎や歌川広重が江戸の名所として描いた「万年橋」もありますよ。

芭蕉記念館の展示も見学し、深川の秋を満喫した1日でした。

散策を終えたあと、授業で句会を開きました。みなさんの詠んだ句のうち、最も良いなと思ったものに投票します。名前はふせてあるので、誰が詠んだ句なのかわかりません。
1位は「旅の末海へと還る秋時雨」が選ばれました。
作者のHさんによると、降っている秋の雨も隅田川を下り最後には海に還る、それはまるで芭蕉と同じ旅をしているよう、という意味だそうです。「還る」という言葉を選んだところがすばらしいと、満場一致の1位でした。
他にも良い句がたくさんできましたよ。

曲亭馬琴は1767年、深川で生まれました。

さて、「江戸文学」チーム、次回は『南総里見八犬伝』の舞台、富山ハイキングに出かけます。乞うご期待!

【お知らせ】
「聖徳大学文学部Instagram」では、さまざまな1分動画の連載が始まりました。
たくさんの学生の「生の声」が聞ける動画になっています。ぜひブログと合わせてご覧ください!
https://instagram.com/seitoku_bungaku?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==

PAGE TOP