
ご卒業おめでとうございます!
25.03.23

聖徳大学文学部の卒業証書授与式が、3月7日に挙行されました。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!
早咲きの桜が花を添える大学講堂で行われた卒業証書授与式。
厳粛な雰囲気の中、壇上で総代へ卒業証書が授与され、表彰が行われました。

右:答辞を読む文学部の井東さん
式後はクラスごとに最後のホームルーム。
担任の先生から卒業証書を授与され、コースの先生方からのメッセージや写真撮影などをして時間を過ごしました。
晴れ晴れとした表情を見せる卒業生の皆さんが印象的でした。

翌日には帝国ホテルでの謝恩会が行われました。
卒業式での厳粛な雰囲気とは一変し、卒業生の皆さんは袴やドレス姿で、華やかな雰囲気の謝恩会となりました。
美味しいお食事を楽しみながら、記念写真を撮る卒業生の皆さん。
アトラクションとして学科ごとに歌を披露し、先生方への感謝と、学友たちとの惜別の時間を過ごしました。


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文学部長よりお祝いのメッセージ
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文学部長:山田和利先生

卒業、おめでとうございます。皆様の代を、私はずっと「花の2021年(入学)組」と呼び続けました。理由はコロナの問題でたいへんな代でしたが、皆様の代から文学部は新しいカリキュラムとなり、新しい様々なプログラムが始まった代でもあります。
新しいカリキュラム、そして「留学制度」や「エアライン・ホテル・プラチナ・プログラム」、「文学部教師塾」など、皆様からの「もっとこうした方が楽しく学べる」、「こうした方が仲間と協力できる」など、多くの提案があり、皆様の代の声で現在の文学部の多くのプログラムやカリキュラムは動いています。まさに「花の2021年組」の皆様が文学部の新しい歴史の扉を開いてくれました。
皆様とは本当に多くの思い出があり、とてもたいへんなこともありましたが、とても楽しい4年間でした。本当に感謝しています。皆様には特別な感謝の気持ちでいっぱいです。
社会でも、苦難に負けないそのままの勢いで皆様のご活躍を期待しています。
皆様の母校となる聖徳大学文学部として、皆様の誇りとなるよう今後とも頑張っていきたいと思います。9月20日の記念式典でまたお会いしましょう。再会を楽しみにしております。
最後に、社会での仕事に疲れたときにはぜひ大学に寄ってくださいね。美味しいランチでも食べましょう!
文学部長 山田 和利
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クラス担任よりお祝いのメッセージ
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Aクラス担任:菊地克彦先生

この4年間は、初々しく、でも少し不安げな新入生だった皆さんが、日に日に逞しく頼もしくなっていく姿を目の当たりにできた教員としての喜びの多い期間でした。そして今、一人ひとりが様々な学びと体験を積み重ね、着実に成長されて社会に旅立つことを本当に嬉しく思います。
これから新しいライフキャリアを歩み始める皆さんに、はなむけとして、この言葉を贈りたいと思います。
『人生を冒険しよう!』
自分の夢や希望の実現に向けて「リスクや失敗を恐れず、貪欲に時にわがままに自分らしく行動しよう」そして「ありたい人生を切り拓いていこう」との思いを込めた言葉です。
自らの好奇心を大切にし、あきらめることなく妥協せずに、目指す姿や到達したい場所に向けて冒険を続けてください。冒険には困難やリスク・失敗が伴いますが、それをひとつずつ乗り越えて成長していくことが、皆さんがWell Beingな人生を手にするプロセスだと思います。
皆さんが悠々と人生を冒険し、それぞれに幸せなライフキャリアを歩まれることを心から願っています。
卒業おめでとう !

Bクラス担任:玉懸元先生

ご卒業おめでとうございます。
皆さんのクラス担任を4年間つとめて、思い出深い出来事がいくつもあります。
その一つが、クラス活動の一環として行ったゼミ選択の準備です。皆さんは、2年生の春学期末まで、各ゼミの先生方にインタビューをし、その結果をまとめ、クラスで発表し、議論し合い――ほんとうに自分に合ったゼミを選ぶための準備を熱心に続けました。
そのようにしてじっくりと時間をかけて悩んだ末に自ら選択したゼミで、皆さんそれぞれ、大いに学問を楽しまれたことでしょう。皆さんの卒業論文・卒業制作は、ゼミにおける学びの結晶です。
これからも大切な選択を迫られるときが来ると思います。そのときもまた、自ら調べ、自ら考え、周りの人にも相談し、しかし最後は自らの意思によって、自分の道を選びとってくださいね。皆さんの人生をずっと応援しています。

Cクラス担任:黒須利夫先生

ご卒業、おめでとうございます。卒業式・謝恩会での皆さんの晴れやかな笑顔を見て、とても嬉しく思っております。
聖徳での日々は、毎日の講義だけではなく、サークルやアルバイト、そして就職活動と多忙な日々であったでしょう。苦労を共にしながら育んだ友人関係は、一生続くものです。大切にしてください。
卒業式の当日にも申し上げましたが、社会に出たら、辛いこと、悲しいことが沢山あるでしょう。そのような中でも、隣にいる人、困っている人、社会的弱者への「共感」を大切にしてください。自分自身が辛い立場になっても、困っている人に手を差し伸べる、強者ではなくて社会的弱者に味方をする。そのような事を常に心懸けてください。どんなに強い人間でも、一人では生きていくことはできません。家族や友人と「共にある」というに感謝しながら、生きていってほしいと思います。
それでは皆さん、また笑顔で会いましょう。

【お知らせ1】
「聖徳大学文学部Instagram」では、さまざまな1分動画の連載が始まりました。
たくさんの学生の「生の声」が聞ける動画になっています。ぜひブログと合わせてご覧ください!
https://instagram.com/seitoku_bungaku?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
【お知らせ2】
聖徳博物館で、聖徳大学収蔵名品展「和のうた、和のこころ―美しき“かな”の世界―」が、3月3日(月)から5月10日(土)まで開催されています。
平安・鎌倉時代に書かれた貴重な古筆切(こひつぎれ)のほか、長年書道文化コースでご指導くださった岩井秀樹先生の作品も特別に展示されます。
新旧の“かな”の競演をぜひご覧ください。
会 期:令和7年3月3日(月)~5月10日(土)
時 間:9:00~17:00(休館:日曜・祝日と学事日程による休業日)
会 場:聖徳博物館(聖徳大学川並弘昭記念図書館8階)
観覧料:無料