文学部・文学科 │ 聖徳大学

RE科目「博物館・美術館・図書館を歩く」報告②

22.08.29

松戸市立博物館入口にて(撮影時のみマスクを外しています)

「日本一楽しく学ぶ」をコンセプトに開発された、聖徳大学文学部の体験型授業、
RE科目(REとは、Reality Experience:人生におけるとても貴重な本質的体験という意味)」のご紹介です。

体験型講義:RE科目「博物館・美術館・図書館を歩く」は、図書館職員や博物館・美術館学芸員として勤務経験のある図書館情報コースと歴史文化コースの先生方から、それぞれの目的や役割、さらには、施設に込められた職員の思いなどについてもレクチャーを受けた後、実際に見学して学びを深化させる体験型プログラムです。

6月10日金曜日は、歴史文化コースの松尾昌彦先生と桑原規子先生、図書館情報コースの片山ふみ先生の引率で松戸市立博物館の見学を行いました。
まず、エントランスホールに集合した学生たちは、密を避けるため2班に分かれ、松戸3万年の歴史を展示する2階の総合展示室と縄文時代の竪穴住居を復元した野外展示「縄文の森」に向かいました。

野外展示「縄文の森」にて(撮影時のみマスクを外しています)

炉で火がたかれ、壁際に土器や石器が並べられた竪穴住居の中は、縄文時代にタイムスリップしたかのようです。

縄文時代にタイムスリップ(竪穴住居内)

また、企画展示室で開催されていた『イランの技とデザイン』展も観覧することができました。
これは、シルクロード関係資料を所蔵している松戸市立博物館の活動に共感したコレクターの方の寄贈品を展示した企画展で、松戸市立博物館の幅広い活動も知ることができました。

企画展示室前にて

学外授業後に提出された見学レポートでは「授業や教科書を読むだけでは見つけられない発見がたくさんあり、とても楽しかった」や「歴史は肌身で学ぶと一層楽しくなる」といった意見も見られ、学内での学びを体感する機会となりました。

お知らせ】
聖徳大学所蔵名品展「百人一首とかるた ~書・描・遊~」

会  場 : 聖徳大学 8号館1F 企画展示ギャラリー
会  期 : 令和4年7月11日(月)~10月15日(土)
時  間 : 9:00~17:00(休館:日曜日・祝日と学業日程による休業日)
観覧料  : 無料

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