RE科目「ディズニーとスヌーピーで学ぶアメリカ文化・文学」報告①
26.07.05

「日本一楽しく学ぶ」をコンセプトに開設された聖徳大学文学部の参加型体験授業「RE科目」(REとは、Reality Experience:人生におけるとても貴重な本質的体験という意味)のご紹介です。
RE科目「ディズニーとスヌーピーで学ぶアメリカ文化・文学」では、教室での学びに加え、実際の場所を訪れて観察・体験するフィールドワークを通して、アメリカの文化や文学への理解を深めています。アニメーションやキャラクター、テーマパークの空間演出を手がかりに、アメリカの歴史、価値観、社会的背景について考えることが、この科目の大きな特徴です。

最初の体験学習は、東京ディズニーランドで実施しました。学生たちは事前学習で学んだ内容を踏まえながら、パーク内の建築物、街並み、アトラクション、映画作品との関連などに注目し、それぞれの視点からディズニーの世界を観察しました。
当日は、まず全員で集合写真を撮影し、その後、グループごとに分かれて活動を行いました。

各グループでは、「ディズニーとアメリカの建築物」「ディズニーの街並み・風景とアメリカ文化との関係性」「ディズニー映画とディズニーランドの比較」など、さまざまなテーマを設定し、パーク内をめぐりながら探究を進めました。


たとえば、建築物に注目したグループでは、建物の外観や装飾、エリアごとの雰囲気の違いを観察し、そこにどのようなアメリカ的な要素が取り入れられているのかを考察していました。また、街並みや風景に着目したグループは、パーク全体が一つの物語世界として構成されていることに気づき、空間づくりそのものが来園者の体験に大きく関わっていることを学んでいました。

さらに、ディズニー映画とディズニーランドを比較したグループでは、映画の世界観がアトラクションやエリアの演出にどのように反映されているのかを実際に確認しながら、映像作品とテーマパークの関係について考えることができました。普段は何気なく楽しんでいる場所も、研究テーマをもって歩くことで、建築、デザイン、物語、サービスなど、多くの学びの要素があることに気づいたようです。

学生たちは、アトラクションやショーを楽しみながらも、「なぜこのようなデザインになっているのか」「どのような文化的背景があるのか」「映画の世界観はどのように再現されているのか」といった問いを持って行動していました。楽しさの中にある工夫や意味を読み解こうとする姿が見られ、体験学習ならではの学びが生まれていました。

今回の東京ディズニーランドでのフィールドワークにおいて、学生たちは、エンターテインメントが単なる娯楽にとどまらず、文化や社会を考えるための重要な教材になり得ることを実感しました。パーク内の建築や風景、キャラクター、物語の演出には、アメリカ文化を理解するための多くの手がかりが含まれています。
一日を通して、学生たちは笑顔で活動に取り組みながら、それぞれのテーマについて主体的に考え、学びを深めていました。今回の体験をもとにグループごとに考察を整理し、授業内での発表や振り返りにつなげていきます。

次回は「スヌーピー」をテーマにした体験学習です。ディズニーとはまた異なるアメリカ文化・文学の世界に、学生たちがどのような発見を見いだすのか、とても楽しみです!
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