文学部・文学科 │ 聖徳大学

英語・英文学コース:卒業論文の完成、そして提出へ!

18.01.13

今回は英語・英文学コース4年生から、卒業論文の完成までを振り返ります!
去る12月半ば、いつの間にか冬も深まり、気がついたらキャンパスの通りにあるイチョウの葉も色づいて、散ってゆく季節となっていました…

ラストスパート! 参考資料と製本キットをそろえ、先生の研究室をお借りして仕上げているところです!

一言一句、誤字脱字がないように丁寧に確認してから印刷します。 一度提出したら修正できないので、全神経を集中させています。 パソコンで何度も読み返すうちに、目がまわりそうになります…(笑)


緊張の作業風景に、お茶請けのサラダせんべいとみかんだけが「ほのぼの異空間」を保ってくれてます。

結論は特に大事で「読んでよかったー!」と余韻の残る一句をひねり出そうとみんな苦労しました! 執筆者にもよりますが、表紙や目次、序論から結論、参考文献と、20~30ページぐらいの厚みになります。 プリンターの不調やら静電気とかで真っ白なページが紛れ込むと、ちょっとした大騒ぎになります!

最後に、要旨(内容のあらまし)を書いて綴じ込みますが、読む人に興味を持ってもらえるように、分かりやすく、それでいて「面白そう!」と思わせる文章テクニックが必要です。

参考文献の山からいくつか取り出すと、“Harry Potter and the Cursed Child” が! みんな大好きなハリーポッター・シリーズから「呪いの子」です!

ジェイン・オースティンの「分別と多感」(Sense and Sensibility)は「いつか晴れた日に」というタイトルで映画化されました。 英語の原文と日本語の翻訳、ときにはDVD映像にうっとりして… 文学の世界へ行ったり帰ってきたりでした!

今年度は他に、イギリスの推理小説作家コナン・ドイルのシャーロック・ホームズや、アメリカの女性黒人作家ネラ・ラーセンの「パッシング」、セオドア・ドライサーの「アメリカの悲劇」をテーマに書いた人がいました。
異文化論や英語学の分野からは、海外で評価される日本のアニメ文化についての研究や、日本でしか通じない「変わった英語」について調査した卒論も提出されました。

全員がめでたく提出できた感動も束の間。 1月下旬には発表と質疑応答の最終試験です! がんばります!
次回の報告もお楽しみに!

【過去の英語・英文学コース記事】
コラボ&アクティブ・ラーニングのすすめ
「卒業論文」中間発表会報告
「カナダ海外語学研修」報告①   
英語教師を目指して―教育実習報告
カナダ語学研修オリエンテーション

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