RE科目新選組を歩く②
18.12.23
RE科目「新撰組を歩く」は、京都に巡見に行ってきました。
今回は二回に分けてレポートします。
引率は、歴史文化コースの大庭邦彦先生と石本敏也先生です。
朝8時半に東京駅に集合!一人も遅刻者も無く元気に出発しました。
車内で昼食を済ませ、京都には11時過ぎに到着です。いよいよ一日目スタートです。
一日目はバスをつかって、黒谷金戒光明寺までいき、そこから道中新撰組ゆかりの地を見ながら八木邸までに向かいます。
黒谷金戒光明寺は、京都守護職松平容保が藩主であった会津藩が本陣としたお寺です。本陣に選ばれた理由の一つには、千人をこえる多くの藩士たちを収容できる大規模な寺院だったことにありました。
学生たちは実際に目で見てその大きさを実感。皆で感想を述べた後、次に京都御所に歩いて進みます。
道中に行われる先生の説明を聞きながら、御所をぐるりと廻りながら蛤門に到着。門に生々しく残された銃痕をしみじみと観察している学生もおりました。その後、京都守護職屋敷の跡を見学した後、さらに歩いてやってきたのは有名な池田屋です。
新撰組が一躍名を市中に轟かせる舞台となったその地で、学生たちは熱心に先生のお話を聞いておりました。その一方、このあたりでさすがに疲れが見えてきた学生たち。次の目的地は隊士が分泊していた八木邸です。途中三条名店街で時間をとっても、鯛焼きや飲み物を買い求め、しばしの休憩です。
元気を取り戻した学生たちは八木邸に到着。
このあたりで天候が徐々に怪しくなってきました。バスをつかって西本願寺前にやってきます。当初は分泊していた隊ですが、規模の大きくなった隊が初めて一緒に屯所としたところです。かつてそこに建っていた北集会所の建物をイメージしながら、その組織の巨大ぶりに目を見張りました。巡見はその後、不動村の屯所跡(現在は安寧小学校となっており、当時の面影を偲ぶすべは全く残っていません)、最後に伊東甲子太郎が暗殺された油小路の暗殺現場を見て一日目終了。
雨足も強くなる中、なんと7時間近く学生たちは歩き通しました。さすがに疲れが出てますが、一方で自分たちが学んできた内容を自分の目で見ることに純粋な感動をもっている学生もおりました。
翌日もゆかりの地京都で新撰組を歩きます。次回の報告もお楽しみに!
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