文学部・文学科 │ 聖徳大学

RE科目「文豪を訪ねて」報告①

18.10.29

RE科目「文豪を訪ねて」では、10月29日に重里徹也先生、李哲権先生の引率のもと、東京都の文京区立森鷗外記念館の見学に行きました。

記念館は文豪の旧居「観潮楼(かんちょうろう)」の跡地に建っています。鷗外の生涯を展示でたどった後、開催中の特別展「鷗外の『うた日記』」へ。『うた日記』は鷗外が日露戦争中に戦地で詠んだ詩歌(俳句、短歌、新体詩など)を集めた一冊です。

収録する俳句について高浜虚子に教示を仰いだ手紙。詩歌が掲載された数々の雑誌。戦地から家族に送った絵はがき。鷗外は戦地で何を考えていたのか。さまざまに思いをはせることができました。

 

その後、歩いて東京大学へ。授業で読んだ夏目漱石『三四郎』に出てくる三四郎池の前では、小説の一場面を思い出しながら、秋の日差しを楽しみました。天気に恵まれ、心弾む文学散歩になりました。


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