文学部・文学科 │ 聖徳大学

RE科目「もっと!図書館を歩く」報告②―武蔵野プレイスの見学と発表会―

22.03.05

今年度、新たに開講された「もっと!図書館を歩く」では、さまざまな種類の図書館に訪れて、伝統的、先進的な図書館サービスを肌で感じながら、これからの図書館に求められるサービスを考えます。
今回は、学外研修2回目の「武蔵野プレイス」(東京都武蔵野市)の見学とこの科目のまとめとして「これからの図書館に求められるサービス」を企画する発表会の様子をお届けします。

11月26日(金)午後、私たちは武蔵野プレイスを訪問しました。武蔵野プレイスは「武蔵野市立ひと・まち・情報 創造館」と冠されているように、図書館だけではなく「生涯学習支援」「市民活動支援」「青少年活動支援」の機能を併せ持った複合機能施設です。静穏な環境が保たれた読書スペースもありますが、エントランスにはゆったりと読書をしながら休憩できるカフェもあります。地下2階のティーンズスタジオでは、勉強・読書などができるラウンジのほか、各種のスタジオ(楽器演奏、ダンス、料理、工作)、卓球やボルダリングができるスペースがあり、各々の目的に沿って長時間滞在して楽しめる施設です。
※感染症対策のため、現在は一部のサービスが休止または新しい利用条件で実施されています。

「こんな図書館が地元にもあったら良いのに!」と、新しい図書館の形に刺激を受けた受講生のみなさんでした。

さて、2回の学外研修を終え、この科目の最後のまとめとして「これからの図書館に求められるサービス」を考えていきます。まずはブレインストーミングをしながらアイディアを出し、グループごとに考えを整理していきます。

そして企画のテーマが見つかったならば、具体的なサービスを考えていきます。今回はポスター発表となりますので、ポスターのラフ(下書き)を作成した上で、本番の模造紙にサービスの企画をまとめていきます。

授業の最終回では、ポスターセッション形式での発表会を行いました。企画されたサービスには、さまざまな絵本の利用を促すことでたくさんのアイディアを利用者から募って図書館オリジナル絵本を作成するといった創造性豊かな企画、本をより多くの人に楽しんでもらうために折り紙でオリジナルのしおりを作る企画、ビブリオバトルをオンラインで実施する企画など、個性的な企画が集まりました。各グループ発表者の説明の後には活発な質疑応答がされていました。

今回の発表会では、オブザーバーとして本学附属図書館(川並弘昭記念図書館)司書の山田純子さんに参加していただき、一つひとつの企画についてコメントをいただきました。

図書館の現場の方からさまざまなアドバイスをいただけるのもこのRE科目「もっと! 図書館を歩く」の大きな特徴です。受講者の中には将来司書を目指す学生も多いです。図書館の現場で働く司書の方からいただいたアドバイスは、今後の学びにつながる大きな気づきになったのではないかと思います。
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