文学部・文学科 │ 聖徳大学

RE科目「江戸文学を歩く」報告①―深川散歩の巻―

21.12.27

※江東区芭蕉記念館にて(撮影の際のみマスクを外しています)

今年から新しく開講されたRE科目「江戸文学を歩く」では、10月に江東区深川に行ってまいりました。このREは江戸文学を代表する『奥の細道』を学び、芭蕉にゆかりのある場所を訪ねて実際に歩いてみることが目的です。担当は日文コースの松本先生と玉懸先生です。今回はCOVID-19への対応について入念な準備を進めた上で、芭蕉稲荷神社や、句碑のある清澄庭園、『奥の細道』の旅に出る直前に芭蕉が住んでいた弟子杉山杉風の別宅跡、江東区芭蕉記念館などをめぐりました。

「古池や蛙飛び込む水の音」の句碑のある清澄庭園にて。よい句は思い浮かんだかな?

清澄庭園、紅葉もはじまっていました。

芭蕉さんと記念撮影。
ここから芭蕉は『奥の細道』の旅に出発しました。だから、笠と杖を持っているのですね。

隅田川 ここにも芭蕉の句があります。

芭蕉稲荷神社(芭蕉の庵があった場所と伝えられています)

深川仲町通り商店街のマスコット「なかもん」と。

お天気にも恵まれ、みなさん芭蕉を気取って秋の句を考えながら散策しました。
深川にはあちこちに芭蕉の足跡が残っていて、偉大な俳聖も少し身近に感じられた秋の一日でした。

次回は、芭蕉の直筆の句短冊や絵を見学に行きます。芭蕉の絵ってなんだろう。乞うご期待!

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