文学部・文学科 │ 聖徳大学

RE科目「文豪を訪ねて」報告②

18.12.30

RE科目「文豪を訪ねて」ではこのほど、重里徹也先生、李哲権先生の引率のもと、東京都新宿区の早稲田界隈で学外研修を実施しました。

まずは新宿区立漱石山房記念館へ。
日本の近代を代表する文豪、夏目漱石は1907年から亡くなる1916年まで早稲田南町の家で過ごしました。
その地にオープンした文学館です。ここで『三四郎』『門』『こころ』など名作の数々が書かれたと思うと感動ひとしおでした。

洋書が山のように積まれた書斎。インクをこぼした草稿。墨の飛んだ長襦袢(ながじゅばん)。体温が伝わってくるような夫人への手紙。数々の弟子や取り巻く人々のパネル。
漱石先生の姿を何度も思い浮かべる時間になりました。

その後、昼休みをはさんで自由時間。思い思いに早稲田の学生街を歩き、古書店で掘り出しものを探したり、定食店のランチの量の多さに驚いたり。

続いて、早稲田大学演劇博物館を訪れました。
シェークスピア全集の翻訳で知られる坪内逍遥を記念した施設で、建物も16世紀にイギリスに存在したフォーチュン座を模しています。
早稲田の先生2人が熱心に案内してくださって、日本と海外の演劇にまつわる数々の展示品を楽しむことができました。

天気に恵まれてさわやかな一日。文豪たちの息遣いを感じる時間を過ごせました。

文学部文学科の2018年のブログは、本記事が最終更新となります。
どうぞ皆様、よい年をお迎えください。
新年初記事でお会いしましょう。
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