教育学部・児童学科 │ 聖徳大学

学生紹介(53)児童文化を学び公立保育士に

22.05.07

皆さんこんにちは! 今回は、児童文化コースで学び4月から品川区の公立保育士として活躍しているIさんを紹介します。(取材は3月に行いました) Q.児童文化コースを選んだ理由を教えてください。 A.私は高校3年の夏に、短大の保育科に進学しようと思いオープンキャンパスに参加しました。 でも、児童学科のブースに来てみたら、児童文化コースがあることを知り、元々ものづくりやマンガが好きだったので、保育を学ぶなら絶対このコースだと思いました。 親からは「4年間は長いのでは?学費もそれだけかかるし」と言われましたが、自分の好きなことを高められるコースだと説得し受験しました。

 

Q.4年間過ごしていかがでしたか? A.コロナ禍でオンラインの期間もありましたが、とても充実した4年間でした。 私は幼保+レクの免許・資格を取りました。 レクリエーション実習では、シーカヤックや薪割り、飯ごう炊飯など、普段なかなか体験できないことをできたのが良かったです。屋外でダイナミックな活動ができるのも児童文化コースの魅力だと思います。

 

Q.印象に残っている授業はなんですか? A.1年次のコース必修科目「造形ワークショップ」です。 造形表現を楽しむことで、保育や地域活動などで子どもたちを楽しませられるスキルを身に付けられたと思います。黒板アートの課題はこのあとゼミの「黒板ジャック」の活動につながりました。

 

1年次の「児童文化概論」ではクラスアワーを企画・実践する課題が思い出深いです。

 

他に2年次のコース必修科目「写真・映像表現」です。 写真や映像表現は元々好きでしたが、技術や知識がなかったので、この授業で撮り方や編集方法を学びました。この授業の内容はゼミの活動や卒業研究にもつながりました。この授業の課題で自分の表現方法を見つけられた気がします。これからはドキュメンテーションなど写真や映像で記録や表現ができる保育士が求められるので、貴重な学びになりました。

3年次ゼミ(大成ゼミ)では、学生目線で松戸の魅力を紹介する「フリーペーパーまるま」の活動を先輩から引き継ぎました。地域の方にインタビューをするのがとても楽しかったです。

 

特に、焼き菓子や和菓子屋さんに行った回が印象深いです。 私は高校の時、放送部で流山市内で気になるお店を自分で調べインタビューする活動をしていたので、その経験も生かされました。

 

取材をすると自分の知らない世界をたくさん知れて楽しかったし、店主さんの仕事に対する姿勢や情熱、こだわりを聞けたことがとても勉強になりました。 撮った写真をもとに誌面をデザインするのも学びになりました。この活動を通して松戸の良さに気づけ、地域に興味が湧いてきました。

 

また、コロナ禍で課外活動が制限されていたので、3年次ゼミでは、子ども番組「ぴんちゃんTV」を作ってYouTubeで配信しました。 「ぴんちゃんTV」では、私のおばあちゃんにインタビューをしました(最初の映像がIさんの作品です)。

 

3年次の10月から「アートパーク」など課外活動も徐々にできるようになりました。→「アートパーク13」の記録映像はこちら!

卒業研究はアニメーションを作りました。作品を作りながら、今までに経験したことがつながってくるように感じました。

Q.どうして公立保育士になろうと思ったんですか? A.公立保育士は公務員なので安定していると思ったことと、長く働きたいと思ったからです。 今までに培ったことを生かして、自分を表現することの楽しさを子どもたちに伝えていきたいです。子どもたちと全力で表現を楽しみたいです。 園のお便りや園内の装飾などのデザインも頑張りたいです。

 

Q.どのような試験内容でしたか? A.二次試験では、自分の得意なことを発表することと、子どもと実際に関わる模擬保育の試験がありました。 模擬保育では絵本を読みました。本当はピアノを弾こうと思っていたのですが、前日に手をやけどしてしまい絵本を選びました。何をするかは当日決めます。 絵本は、松村先生の「絵本」「児童文化演習」の授業等で読み方を学んでいたので特に練習をしなくても大丈夫でした。持ち方、話すスピード、めくる間、子どもは全ページ気になるから何もないページもちゃんと見せる・・基本が身についていていると実感しました。 面接では、緊張しましたが、実習や普段の授業で沢山発表をする経験をしたので、落ち着いて話すことができました。周りの人からも面接は大丈夫だと声をかけてもらっていたので自信をもって臨みました。

 

Q.高校生へメッセージをお願いします。 A.どんなに引っ込み思案でも、児童学科で4年間過ごすと人前に出ることが苦にならず、得意になると思います。 私は一対一で話すのも緊張する方でしたが、今では人前で自然と声が出せるようになりました。 児童文化コースの授業では、自分の意見を発表する機会が沢山ありました。クラスの友達が、自分の発表に対して笑顔で反応してくれたり、批判せず受けとめてくれたことが自信に繋がったと思います。様々な表現力を高められたので児童文化コースで本当に良かったと思っています。

チバテレの朝の情報番組「モーニングこんぱす」で児童学科が紹介されました。Iさんは最後にインタヴューに答えています。( ↓ )

 

今回は、児童文化コースの多様な進路を紹介します。まずは児童文化コースの紹介動画です。( ↓ )

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