文学部・文学科 │ 聖徳大学

RE科目「江戸文学を歩く」報告②―永青文庫美術館の巻―

22.03.09

(今回の記事では、写真を撮るときのみマスクを外しています)

今年から新しく開講されたRE科目「江戸文学を歩く」では、10月に芭蕉ゆかりの深川散歩をしましたが、11月のお出かけは展覧会「柿衞(かきもり)文庫名品に見る芭蕉-不易と流行とー」の見学でした!

(こちらは展覧会のポスター)
「柿衞文庫」とは、国文学者の岡田利兵衞氏(雅号を柿衞といいます)が集めたたくさんの俳諧・俳句関係のコレクションのことで、いつもは兵庫県伊丹市にある施設に大切に保管されています。
秋季展「柿衞文庫名品にみる 芭蕉ー不易と流行とー」 (kakimori.jp)
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(永青文庫美術館にて)

そのコレクションの中でも、芭蕉の自筆(自分で書いたと言われているもの)の短冊や絵画など、「名品」と称される作品がたくさん展示されるというので、みんなでワクワクしながらのお出かけ。あの有名な「古池や蛙飛び込む水の音」の自筆短冊や、芭蕉が印象に残った旅の場面を描いたという「旅路の画巻」など、すばらしい作品を見て参りましたよ。

展覧会が行われた場所は永青(えいせい)文庫美術館。この美術館は肥後熊本藩の藩主細川家の下屋敷跡にあり、立派な庭園も有名です。
永青文庫美術館 (eiseibunko.com)
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また永青文庫美術館の隣には、芭蕉がまだ「桃青(とうせい)」と名乗っていた時代、延宝5年(1677)に住んでいたとされる庵跡がありました。「関口芭蕉庵」です。

お天気にも恵まれ、授業で学んだ芭蕉の作品を実際に見ることができ、思い出に残る1日となりました。

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