文学部文学科

RE科目 「恋の歌を読む―百人一首を中心に―」報告②

21.07.18

RE科目「恋の歌を読む―百人一首を中心に―」は、6月に東京都台東区上野の東京国立博物館、
7月に世田谷区の五島美術館に学外授業に行ってきました。

※ブログ内の写真は、撮影時のみマスクを外しています

東京国立博物館は、建物自体が重厚で見応えのある博物館です。
たくさんの展示室があり、縄文時代から江戸時代までの日本美術の流れを間近で見ることができます。

平安時代に書かれた重要文化財の「継色紙」では、かなの美しさと独特の余白を鑑賞し、鎌倉時代に作られた国宝「一遍聖絵(一遍上人絵伝とも)」の描写の細かさに目を見張り、
教科書で見た銅鐸や土器、刀剣のきらめき、小袖の美しさ、茶道具のユーモラスな魅力、伊能忠敬の残した地図の正確さ…とさまざまなお宝を見てきました。
展示作品のほとんどを写真に撮ることができるのも、この博物館ならでは。
学生の皆さんは、5~6人ずつのグループに分かれて展示品をじっくり鑑賞し、その説明書とともに写真に収めていましたよ。

広い館内のどこかにいる先生方三人を見つけることができれば、ミッション・コンプリート。
先生方それぞれの解説を聞いて、学びを深めることができました。

一方、五島美術館は、閑静な住宅街の中にある、こぢんまりとした美術館です。

夏の優品展「清涼消暑の美」と題した、「涼」をテーマにした展示品を鑑賞してきました。
伝紀貫之筆の「亀山切」、重要文化財の後鳥羽天皇筆「熊野懐紙」は、百人一首歌人にまつわる展示品です。
そのほかにも、いかにも涼しそうな青磁や白磁、十返舎一九のユーモラスな妖怪たちが登場する黄表紙、迫力ある滝を描いた横山大観の絵画など、たくさんの魅力ある作品があります。
あいにくの雨で、五島美術館のもう一つの魅力である庭園の散策を長く楽しむことはできませんでしたが、心に残る学外授業となりました。

学生の皆さんは、それぞれの学外授業で魅力を感じた展示品を選び、レポートにします。
実際に間近で見た作品だからこその、熱い思いがこもったレポートになったことでしょう。

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