聖徳は、なぜピアノ教育を大切にしているのか │ 教育学部・児童学科 │ 聖徳大学聖徳大学短期大学部

聖徳は、なぜピアノ教育を大切にしているのか

20.10.30

みなさん、こんにちは！
今回は、気になる聖徳のピアノについて、第1音楽研究室の住江一郎教授に伺いました。

聖徳はピアノに重点をおいていると言われますが、それはピアノや音楽を「幼児の心を豊かにするためのもの」と考えているからです。
間違えずに曲を弾くことだけが大事なのであれば、プロの弾いた録音を子どもに聞かせるほうが簡単でしょう。
でも録音では、日々成長する子どもの柔軟な感性に訴え続けることは出来ません。

先生の弾く「生」の音楽だからこそ、子どもの心を豊かにしたり、新しい発見を促したり、子どもの成長につながる音楽環境が生まれるのです。
子どもたちは、一緒に成長し、寄り添ってくれる先生のピアノが大好きです。

全国の公立幼稚園教諭・公立保育士の採用試験では、二次試験にピアノや音楽表現の実技試験が課されているところが多くあります。
これは幼児教育・保育に音楽が必要だと認識されている証拠です。
ピアノの実力が４年間で身についていることは、聖徳の公立幼稚園教諭・公立保育士採用数が多い一因にも挙げられるでしょう。
初心者から始めて採用試験に合格した学生は沢山います。

とはいえ、ピアノを習ったことのない方は、授業についていけるか心配だと思います。
安心してください。現在、新入生の6割はピアノ初心者です。
1年生では、鍵盤の位置や楽譜の読み方といった初歩から丁寧に学ぶことができます。→こちら

通常の授業では、およそ8人グループに１名の教師がつき、1コマ90分の中で個人別指導を受けます。
練習する曲は、ピアノ基礎曲から保育の現場で歌われている歌唱曲など。
基礎を身につけつつ、現場の即戦力となる曲の練習をしています。

もちろん、日々の練習も大切です。いつでも練習ができるように、
聖徳大学には個室のピアノ練習室が153室、サイレントピアノ90台が設置された練習室があります。

各寮にも、自由に練習ができるピアノ室が複数設けられています。→こちら
在学生は、授業の空き時間や放課後に友人と誘い合ってピアノの練習をしています。

なぜ、ピアノ教育に重点が置かれているか、もうお分かりですね。
幼児の心を豊かにするためのピアノ。
つまり、「本物」教育を聖徳のカリキュラムは目指しているからです。
ぜひ子どもたちのために、聖徳で「本物」を伝えられる先生になってください。

●ピアノ関係の記事を集めてみました！

★「学生紹介（33）母にあこがれ幼稚園の先生になりたい」→こちら！
★「学生紹介（32）児童文化コース　好きと得意を伸ばせた４年間」→こちら！
★「ピアノ演奏会」子どもに音楽の楽しさを伝えたい！→こちら！
★「大学からピアノを始めても大丈夫！公立保育士、公立保育教諭の夢を叶えた先輩」→こちら！
★「学生紹介（５）ピアノ演奏会と海外保育ボランティア」→こちら！
★「学生紹介（14）ピアノオーディション　表現する楽しさを伝えられる先生をめざして」→こちら！
★「学生紹介（９）子どもと心理学とピアノと・・充実した4年間」→こちら！
★「卒業生紹介（９）特別支援学校の先生として活躍」→こちら！

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