教育学部・児童学科 │ 聖徳大学

学生紹介(14)ピアノオーディション 表現する楽しさを伝えられる先生をめざして

18.05.11

皆さん,こんにちは!

聖徳大学では,毎年11月にピアノの演奏会が行われます。ですが、この演奏会に出られるのはオーディションで選抜されたほんの一握りの人たちだけ・・・今日はそのピアノオーディションに向けて頑張っている児童心理コースのKさんを紹介します。

 

Q.今回はなぜピアノオーディションを受けてみようと思ったのですか?

A. 聖徳大学をAO入試で受験した際、ピアノの経験者であることをアピールすると、面接を担当してくださった先生が演奏会のこと教えてくださいました。
入学後、演奏会に足を運び、実際に演奏されている4年生の先輩方の姿がとても素敵で、私もこの舞台で演奏してみたい!と強く思いました。
実際にオーディションを受けることには勇気もいりましたが、ピアノのレッスンを担当してくださっている先生の後押しもあり、大学生活の集大成だと思って挑戦することにしました。

 

聖徳大学のピアノレッスンで使っている楽譜と練習ノートです。
細かく記入された練習ノートは4年間の努力の積み重ねの証ですね。

 

Q.ピアノは小さな頃から習っていたのですか?

A. はい。3歳か4歳の頃、当時通っていた保育園の時間外保育に来られていたピアノの先生から教えてもらったのが最初で、そこからずっと続けています。
私の通っていた保育園には他にもさまざま楽器があり、ピアノに限らず、楽器を通じて表現することへの興味が深まりました。

 

Q.ピアノ以外の楽器も演奏されるのですか?

A. 小学校のクラブ活動では金管バンドでトランペット、高校の部活はジャズバンドでテナーサックスを吹いていました。大学入学後にも、アメリカのカリフォルニア州モントレーのジャズフェスティバルにOG奏者として参加しました。ジャズの本場の空気感に触れ、プロフェッショナルな演奏、表現を満喫し、とても刺激になりました。

 

Q.聖徳大学のシリーズコンサートでも生演奏を聴く機会がありますね。

A. 聖徳大学でのシリーズコンサートでも、様々なジャンルの生演奏に触れられるので、とても勉強になりますね。楽器は違っても,楽器を通した表現という意味では共通しているので。
ピアノもただ弾くのではなく、どうやったら良い表現ができるか、例えば,その曲を作った人の気持ちになって表現の仕方を考えたりするようにしています。
また,ピアノの先生から、ピアノの鍵盤の叩き方で音の響き方が変わるので、曲を練習するだけでなく、基礎練習も大事だと教わりました。
家には電子ピアノしかなく、鍵盤を叩く感覚がうまくつかめないので、基礎練習は大学でやるようにしています。
聖徳大学のピアノ練習室には本物のピアノがたくさんあり、いつでも使うことができるので、とても助かっています。

 

Q.聖徳大学でのピアノの授業はどうですか?

A. 6~8人のグループレッスンを行うのですが、グループには初心者から経験者までさまざまな人がいるので、お互いに刺激し合うことができます。
自分のレッスンでない時も、お互いの演奏を聞きあい、互いに励ましたり励まされたり、うまく弾けた時は喜びをわかちあえたりするのがグループレッスンの良いところだと思います。
また、先生も、レベルに合わせて細かく指導してくださるので、私の場合は,授業を通してピアノの表現力がついたと感じています。
伴奏付けや弾き歌いなど、実際の保育現場で、子どもが楽しめるような演奏表現も身に付けることができました。

 

Q.レベルに関係なく、同じ目標をもった仲間と頑張れるのは良いですね。

A.そうですね。友だちとは、ピアノのレッスン時以外にも、一緒にピアノを弾いています。
実は、聖徳オリジナルの楽譜集には、おまけで連弾曲が入っているのですが、それを弾いてみたいという話をしたら、友だちも共感してくれたので、時間に余裕がある時は連弾曲を演奏して楽しんでいます。

 

Q.将来はどのような道に進みたいですか?

A.自分自身が小さな頃から自分よりも小さい子どものお世話をすることが好きだったので、自分が保育園に通っていたこともあり、ずっと保育園の先生になりたいと思っていました。
実習へ行って幼稚園の先生にも魅力を感じて・・実はまだ迷っているのですが・・・。

 

Q.保育者になりたいという夢がずっとあったのですね。児童心理コースに決めたのはどうしてですか?

A.保育者になるなら聖徳大学が良いと母から勧められていました。
そこで自分でも実際にオープンキャンパスに足を運んでみて、児童心理コースの存在を知りました。保育士になるための勉強だけでなく、心理学の勉強もしっかりできるというところに魅力を感じて入学しました。
心理学を学んだことで子どもの行動や動きをよく見て、その子どもが今何をしたいんだろう、どういう気持ちなんだろう、と考えるようになり、子どもと関わる時の視点が磨かれたなと思います。

 

Q.将来はどんな先生になりたいですか?

A.心理学を活かして子どもの心が分かる先生になりたいというのはもちろん、子どもたちに音楽の楽しさ、楽器で表現することの楽しさを教えられる先生になりたいと思います。

Kさんありがとうございました!
ピアノのオーディション、そして将来の夢に向かって頑張ってくださいね!

聖徳大学では、まもなくAO入試の受付が始まります。

聖徳ピアノグレードもありますので,ピアノの経験がある高校生の皆さんはぜひ挑戦してみてくださいね。

詳しい情報はこのブログでもお伝えしていきます。

 

(児童学部)

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