RE科目「百人一首―恋の歌を読む―」報告②
26.09.19

「学びの楽しさと感動」をコンセプトとした、本物を見て学びを深める文学部1年生向け科目「RE科目」。「RE」とは、「Reality Experience:人生におけるとても貴重な本質的体験」を意味します。
RE科目「百人一首―恋の歌を読む―」は、百人一首の歌とその歌人を中心に学びを深め、平安時代や鎌倉時代の「かな」で書かれた作品を鑑賞する授業です。
2回目の学外授業では、東京・上野にある東京国立博物館本館を訪れました。
東京国立博物館は、明治5年(1872)に創設された、日本最古かつ最大の博物館で、所蔵品は約12万件。本館の建物自体が重要文化財に指定されています。



建物の中でウェディング写真を
撮ることもあるそうです
今回は、本館の東博コレクション展(平常展)での「お宝探し」をしました。
ここで一度に展示している文化財の件数は約3000件で、それぞれの文化財は4週間から8週間ごとに展示替えされています。
この東博コレクション展では、撮影禁止のマークがないものについては、個人利用に限り撮影もOK。貴重なお宝をスマホのカメラに収めることもできます。
今回の「お宝探し」ミッションはこちらです。
①松本先生、諸井先生、玉懸先生(特別ゲスト)の3人を探し、解説を聞く。
②本館1階で写楽の浮世絵を作成せよ。
③聖徳太子と記念写真を撮影せよ。
④豊臣秀吉のお手紙を見つけ、秀吉さんと記念写真を撮影せよ。
⑤自分の気に入った展示品の写真を各自撮影せよ。
さあ、皆さん時間内にクリアできたのでしょうか!?




学外授業後の授業では、自分のお気に入り作品のプレゼン大会を行いました。
パワーポイントを使い、博物館内の解説文、書籍などを引用しながら、しっかりした発表ができていました。


7月には、この科目の集大成として、聖徳大学が所蔵する百人一首にまつわる作品の数々を間近で鑑賞する特別授業が行われました。
貴重な写本や版本を、ガラス越しではなく目の前で見ることができます。
「百人一首色紙形」は、美しい色とりどりの色紙に百人一首の歌が1首ずつ書かれたもの。
現在のひらがなとは異なった「変体仮名」と呼ばれる文字で書かれていますし、「散らし書き」といって変化をつけた書き方をされているものもありますので、暗号を解読するワクワク感がありますね。


また聖徳大学は、「奈良絵本」と呼ばれる、文字はもちろん絵も肉筆で描かれた一点物の豪華な絵本の百人一首を複数所蔵しています。
それぞれの写本の絵の違いを味わいました。
百人一首かるた取りに始まり、座学での百人一首や歌人についての授業、2回の学外研修と学内のお宝鑑賞と、とても盛りだくさんの内容となった「百人一首―恋の歌を読む―」。
来年は、新たにおもしろい百人一首かるたをご用意して、皆さんの受講をお待ちしています!
【お知らせ】
「聖徳大学文学部Instagram」では、さまざまな1分動画の連載が始まりました。
たくさんの学生の「生の声」が聞ける動画になっています。ぜひブログと合わせてご覧ください!
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