文学部・文学科 │ 聖徳大学

フリー題(学生自身が題を設定)

21.03.01

「なみだ川」
泣きやめど一年過ぎてまた過ぎて鵲(かささぎ)さえも迎えに来ずとは

「別るる恋」
「別れよう」
君のその一言で私は病む。
心の雨はずっとやまない。

「石に寄する恋」
あなたがここにいないのはわかってるけど、次のあなたが幸せであることくらい、願わせて。

「石に寄する恋」
もう何十年も昔、水切りをして遊びましたよね。おじいさんはその時の石みたいに冷たく固まってしまったけれど、わたしの気持ちはあの頃と変わっていませんよ。

評:授業で紹介した色々な題の中で、これはと思ったものを選んでもらいました。
「なみだ川」とは、涙が川のように流れること。「鵲(かささぎ)」は、七夕伝説で天の川に橋をかけると言われている鳥です。織姫と彦星なら1年に1度会えますが、涙が涸れてもなお相手と何年も会うことができない思いを詠んでくれました。
その次の「別恋」の作品は、「やむ」「やまない」の言葉の対比が素敵です。
二条院讃岐リスペクト、ということで、令和の「石に寄する恋」にチャレンジしてくれた方もいます。学生の皆さんから人気があった2作品は、どちらも既に亡くなっているへの思いを表現していますが、捉え方に個性が出ていますね。

【こちらもどうぞ】
題「忍ぶ恋」→クリックすると別のウィンドウが開きます
題「片恋」→クリックすると別のウィンドウが開きます

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