文学部文学科

重里教授の『平成の文学とはなんだったのか』が刊行されました!

19.10.24

2019年9月、聖徳大学文学部日本語・日本文学コース主任、重里徹也教授の『平成の文学とはなんだったのか』(はるかぜ書房)が刊行されました。
昨年刊行の『つたえるエッセイ』(新泉社)に引き続き、助川幸逸郎先生(岐阜女子大学教授)との共著です。

この本では、2人の先生がそれぞれ「平成文学10選」を挙げた後、30年間の日本文学の成果を10のテーマに分けて語り合っています。

まず、平成の時代は日本文学の豊穣の時代だったと振り返っています。確かに若い作家からベテランの書き手まで、多彩な作品群があったことがわかります。

さらに「平成期の村上春樹」「私小説の変化」「大震災の後で」「物語は死なない」「土地の力」「令和の書き手はどこに」など、興味深いテーマが並びます。

特に読者がひかれるのは「恋愛から同志愛」という主張でしょうか。男女の間でも、性愛とは違う精神のつながりを描く作品が前面に出てきたというのです。

話題は文学にとどまらず、映画や音楽、アニメやプロ野球にまで広がっていきます。文化現象だけでなく社会全体の変化が感じられる構成です。平成とはどういう時代だったのか、一人一人に考えるように促す一冊になっています。

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重里徹也・助川幸逸郎『平成の文学とはなんだったのか』(はるかぜ書房)
A5判 217ページ
定価 1,600円+税
ISBN 978-4909818133

以下の写真は、先日、池袋のジュンク堂書店でおこなわれたトークイベントの様子です。

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