文学部・文学科 │ 聖徳大学

RE科目「人はなぜ怨霊となるのか-菅原道真と平将門-」②

23.09.10

「日本一楽しく学ぶ」をコンセプトに開発された、聖徳大学文学部の体験型授業、
「RE科目(REとは、Reality Experience:人生におけるとても貴重な本質的体験という意味)」のご紹介です。

RE科目「人はなぜ怨霊となるのか」は、日本の怨霊の成立とその展開について、歴史学と民俗学の成果を踏まえつつ学んでいきます。担当は歴史文化コースの黒須先生と石本先生です。

初夏に第2回目の見学をおこないましたよ。その時の様子をお伝えいたしますね。
今年もCOVID-19への対応を十分注意しながらも、その場での先生による解説も加えながら進めていきました。
第二回は、鎌倉です!初夏の鎌倉は観光客でいっぱい!賑やかな古都を巡見してまいりました。

まず最初に見学したのが、鶴岡八幡宮です。黒須先生による歴史的背景の説明がなされていきます。鶴岡八幡宮では茅の輪と美しい七夕飾りが学生たちの目を奪っていました。

七夕飾り
華やかな花手水

境内を巡り、参拝を終えると次の巡見地、源頼朝の墓と白幡神社に向かいます。徒歩での移動となるので、鎌倉幕府の跡を黒須先生の解説を聞きながら、または道中の民俗について石本先生の説明もおこなわれていましたよ。こちらでの参拝を終えて、最後に荏柄天神社へ向かいます。

頼朝の墓

荏柄天神社では講義で学んだ天神様の知識を目と肌で感じていきます。また日本の道具供養の講義で学んだ知識を絵筆塚をみることで実感します。昨年はここで雷雨があったことを思い出しますが、今年は少し曇りましたが最後まで雨は降りませんでした。良かったですね!

荏柄天神社にて

今年の怨霊のRE科目の実地見学はこの回にて終了です。RE講義は実際に現地に赴き、質感を大事にした歴史の学びを深めていきます。こうした状況下ではありますが、最大限の注意と教員の工夫を加えおこなっていきたく思います。

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