文学部・文学科 │ 聖徳大学

歴史文化コース口頭試問

21.02.08

歴史文化コースでは、1月27日に口頭試問がおこなわれました。本コースでは、歴史学、考古学、美術史、日本民俗学の専門の先生方がゼミ担当として指導にあたり、幅広い学びをおさめることができます。
学生たちは、専門の先生方の手厚い指導を受け、卒業論文作成に取り組んできました。
卒論口頭試問では、これまで主として指導にあたってきた先生に加え、専門領域の異なる先生方の質問も受けることになります。「何を問われるのだろう」と不安な気持ちになる学生もいたようですよ。
本年の卒業論文は、「日本古代の白」、「汽船ユニオン号買付期における亀山社中と近藤長次郎」、「フランス人浮世絵師ポールジャクレーの研究」、「石枕出土古墳の研究」、「熊祭の民俗学的研究−東日本の事例を中心として−」、など、歴史文化コースの幅広い学びを反映した題目が並びました。
この一年間、学生たちは図書館の休館など厳しい状況下にありながら、一生懸命一次史資料と向き合い、卒業論文を作成してきました。先生達の質問に真摯に丁寧に答えていく内に、改めて自分の卒論の良さを再確認し、終える頃には晴れやかで自信に満ちた表情となっていました。
四年間このコースで経験した学びは、今後の学生たちの大切な財産となるに違いありません。教員一同、学生たちのさらなる活躍を祈念した一日となりました。

PAGE TOP