英語・英文学コース口頭試問
25.03.03
英語・英文学コース(2024年度より国際文化コミュニケーションコース)の口頭試問が1月下旬に行われました。学生の皆さんは専門の先生方のゼミに所属し、卒業論文の準備を進めてきました。先生方の指導のもと、それぞれの関心をもとに、アンケート調査など研究方法を模索し、問題意識を掘り下げました。そして、努力して書き上げた論文を12月に提出し、1月の口頭試問を迎えました。

口頭試問では、自身の卒業論文の概要を簡潔に述べた後に、主に副査の先生より、質問やコメントを受ける形式で進められました。
研究テーマとして、英語学・英語教育学からは、例えば、学生の英語学習に着目して、母語と第二言語の習得過程の違いを検討したものがありました。また文化・文学研究からは、英国のパンク文化が日本のファッションや音楽に与えた影響を考察するもの、アンケート調査をもとにアイドルがどのように受容されているかを検討したもの、2.5次元舞台を外国人観光客に浸透させるための解決案の提示を試みるものなど幅広いテーマが扱われました。

口頭試問は、教員から卒業論文の内容について質問を受け、それに的確に応えることが求められます。学生さんは緊張しながらも、卒業論文の内容を振り返りながら応答する姿が見られました。
口頭試問の終了後は、卒業論文を無事提出し口頭試問を乗り越えたことをお互いにたたえあい、満面の笑顔で集合写真を撮影しました。

自身の考えを的確にまとめ、質問に答えることは、卒業後もさまざまな場面で求められます。卒業論文の執筆を通じて得た経験を基に、4月からそれぞれの分野で活躍することを教員一同応援しています。
受験生のみなさん、聖徳大学の文学部ではゼミの決定からテーマ決め、卒業論文の作成まで教員と共に進めていきます。楽しく学ぶことをテーマにした文学部で、みなさんをお待ちしています!