文学部・文学科 │ 聖徳大学

RE科目「博物館・美術館・図書館を歩く」報告②

24.09.02

松戸市立博物館竪穴住居前で撮影

「日本一楽しく学ぶ」をコンセプトに開発された、聖徳大学文学部の体験型授業、「RE科目(REとは、Reality Experience:人生におけるとても貴重な本質的体験という意味)」のご紹介です。

RE科目「博物館・美術館・図書館を歩く」は、芸術学や博物館学、図書館情報学を専門とする教員とともに座学と学外研修を通じて、3つの異なる社会教育機関の社会的役割、そしてそこで働く学芸員、図書館員の業務について学びます。

2回目の学外研修は、6月14日(金)に、松戸市立博物館で実施されました。
引率は書道文化コースの小倉先生、図書館情報コースの坂本俊先生、片山ふみ先生です。
野外展示「縄文の森」では、復元された縄文時代の竪穴住居の中に入り、テレビやエアコンもない真っ暗な竪穴住居の中で、縄文時代の人々は一体どのような生活をしていたのかを、体感的に学びました。

松戸3万年の歴史を展示する2階の総合展示室では、学芸員の方からどのような思いで展示がつくられているかや、松戸市立博物館の展示の特徴についてご説明をいただいたあと、自由見学を実施しました。

プレイルームでは、縄文時代の布であるアンギン(編布)の製作体験や糸紡ぎ体験にチャレンジしました。

最後に、学芸員の方が質問タイムをとってくださり、「松戸市立博物館で一番工夫されているところはどこですか?」や「他の博物館に行かれる際はどのような観点で見学されますか?」など受講生の様々な質問に答えて下さいました。

研修後の授業では、受講生自らが考える「理想の博物館」について思い思いの意見を出し合いました。
来館者に分かりやすく、そして楽しんでもらえるためにはどのような工夫をしていけばよいのかについて、講義と見学を通してそれぞれがたくさんの学びを得たようです。

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