文学部・文学科 │ 聖徳大学

図書館インターンシップ報告:コロナ禍だからこそみえるもの

20.10.19

新型コロナウイルスの影響で就職活動もいつもとは違う対応が迫られておりますが、そのような中、図書館情報コースの3年生が夏休みを利用して図書館インターンシップに参加してきました。
(受け入れをしてくださった図書館に心より感謝申し上げます。)

今回は、鎌ケ谷市立図書館で2名、すばる書店のご協力で流山市立森の図書館で1名、流山市立おおたかの森子ども図書館で1名、合計4名の参加となりました。
図書館情報コースの現3年生は昨年度の冬休み、春休みを利用して全員が業界最大手の図書館流通センター(TRC)のインターンシップに参加しておりますので、
今回の参加者は2回目の図書館インターンシップとなります。
前回とは違って新型コロナウィルスが流行しているなか、図書館はどのようなサービスを提供していたのでしょうか。
流山市立おおたかの森子ども図書館に行った高藤美優さん(図書館情報コース3年生)にお話しを聞いてみたいと思います!

図書館インターンシップ、いかがでしたか?
流山市立おおたかの森子ども図書館でのインターンシップはとても勉強になりましたし,楽しかったです。
まず学校図書館とつながっている設計というのにも驚きました。夏休みで学校図書館が閉まっていて様子を見る事が出来ないのが残念でした。

インターンシップではどのようなことをして、どのようなことを学びましたか?
子ども図書館では様々な事を体験させてもらいました。私は前にTRCさんにもインターンシップに行かせてもらった事があるのですが,その時に体験した事以外にも様々な事を体験する事が出来ました。例えばカウンター業務や修理の作業は初めて行いました。カウンター業務は,近くに職員の方がついていてくださったので安心して行う事が出来ました。難しい対応の際は隣で見学させてもらったのですが,細々とした声かけや気遣いがすごいと思いました。修理の作業ではセロテープを剥がす為の液体がある事を初めて知りました。その液体でセロテープを剥がしたり,破れてしまっているところをテープで補強したりしました。

コロナ禍だからこその学びはありましたか?
コロナの対応として,利用者の方が滞在する時間を1時間としたり,本を消毒とタオルで拭くなどの対策を行っていました。利用者の数は平日はコロナの影響で少なめでした。ですが,やはり土日は多かった様に感じました。図書館が非常事においても人々に必要とされていることが実感でき, 図書館の役割を改めて考えさせられました。

最後に一言!
職員の方が皆さん優しくて,この図書館にインターンシップに行けて良かったです。小さな事にも「ありがとう」と言って下さるので,6日間大変だと思う事はありましたが辛いと思う事が無かったです。このインターンシップで様々な事を学ぶ事が出来た為,参加する事が出来て良かったと思います。

以下の写真は、職員の方が高藤さんのために作成してくださった実習記録です。

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