書道文化コース:卒業制作中間発表の報告
17.09.27
みなさんこんにちは!
9月20日、書道文化コース4年生の卒業制作中間発表がおこなわれました。
書道文化コースでは「書」という芸術を扱う分野のため、卒業論文のかわりに卒業制作という課題が課されます。
4年生は、12月の提出までに、漢字・かな・篆刻・調和体といったジャンルの中から、「古典臨書作品」と、「創作作品」を交えて全3~4点を制作します。
3年ゼミの段階から様々な作品を経験し、制作する作品を絞ります。
取り組む作品が決まってからは、配字や墨継ぎなど、指導教員の吉田洪崖先生、岩井秀樹先生から丁寧に指導をうけてきました。
中間発表では、現時点での最高傑作を披露します。
中間発表の質疑応答では作品の批評だけでなく、題材に使われた漢詩や和歌等の内容や時代背景、読んだ人物についてなど、理論面についての知識も問われます。
学生は緊張しながらも精一杯答えました。
緊張しすぎて笑顔の写真がないのが残念!
非常勤の先生にも臨席していただき、有益なコメントをたくさん頂きました。
これから更に、何枚も何枚も書き、よりよい作品を目指していきます。
卒業制作に関連した作品の一部が、11月11日、12日に行われる聖徳祭でもお披露目されます。学生たちの成果をぜひ見に来てくださいね!
書道文化コースにかかわりの深い過去の記事
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RE科目「恋の歌を読む―百人一首を中心に―」報告②
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文学科他コースの中間発表の様子
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