学生紹介（34）働きながら続けた大学生活。心理学を学んでタイの幼稚園で先生に！ │ 教育学部・児童学科 │ 聖徳大学聖徳大学短期大学部

学生紹介（34）働きながら続けた大学生活。心理学を学んでタイの幼稚園で先生に！

21.02.09

皆さんこんにちは！
今回は、タイの日系幼稚園に就職の決まった児童心理コースのNさんにお話を聞きました。
Nさんは、聖徳大学短期大学部保育科を卒業後、児童心理コース（夜間主）へ3年次編入をしています。

Ｑ：まず、聖徳大学を選んだのはどうしてでしょうか？

A：聖徳大学には夜間主（保育科では第二部）があるので、昼間働きながら大学に通えることが魅力でした。
保育士になりたかったので、昼間は保育所で保育補助として働き、主に夜間に通学していました。
学ぶ内容は昼間主と同じで充実していますが、先生方が、昼間働いていることに配慮して、「授業長引かないようにするから集中してやろう」など、優しく励ましてくださったことがとてもありがたかったですね。

Q：では、児童心理コースに編入したのはなぜですか？

A：保育補助として働く中で、診断はないけれど、集団生活が苦手な子どもがいることが分かりました。
そうした子どもの記録をとったり、支援の方法について考えたりする中で、子どもの心理やその発達について学んでみたいと思うようになりました。
そんな時、児童心理コースを卒業した職場の先輩が、進学を薦めてくれたことがきっかけです。

Ｑ：実際に心理学を学んでみていかがでしたか？

A：発達検査や知能検査は、子どもが受けていることはなんとなく知っていましたが、授業で学んで、「こういうことをしていたんだ～」と理解することができて良かったと思います。
検査を通して、感覚的だった子どもの理解が、より意識的にできるようになり、それを具体的な援助につなげることができました。

また、心理学で学んだ「受容」や「共感」も意識するようになりました。
これは、保育場面だけでなく、日常のコミュニケーションにおいても役立っていると感じています。

Q：そして就職はタイで！その理由や就職に至るまでのことを教えてください。

A：実は私の母はタイ人で、小さな頃からタイを訪問することも多く、親しみを感じていました。ですが、タイには親戚もたくさんいるのに、私は現地の言葉で満足にコミュニケーションをとることができないもどかしさを感じていて、いつか、タイで暮らしてみたいと思っていました。

タイで働くために、聖徳大学のキャリア支援課を通じて、タイの日系幼稚園で夏休み期間中にインターンを経験しました。
それ以外にも、自分で探して、さらに2園、インターンを引き受けていただきました。
今回就職するのはこの中の園です。

Q：これからの抱負を教えてください。

A：就職は決まったものの、コロナ禍のため、まだ渡航がかなわない現状なので、早くタイに行きたいですね！
インターンをした際、園の先生方が、夕方以降の自由時間に、ピアノや語学など習い事をしていると聞きました。
私も仕事に慣れてきたら、今度はタイ式マッサージやタイ式ヨガの資格にも挑戦してみたいと思っています。

キラキラと目を輝かせて語ってくださったＮさん、これからも活躍を期待しています！

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