音楽学部 │ 聖徳大学

音楽の故郷を訪ねて⑦ウィーンの文化芸術の原点へ

23.09.27

10月9日(月・祝)オープンキャンパス

音楽学部プログラム は こちら


朝は、かわらず6時半の起床。7時半からの朝食、イギリス、フランス、ドイツなど、様々なスタイルの朝食が用意されており、食欲も旺盛に!

山盛りの朝食を食べている学生が多かったのが印象的でした。

ハチの巣そのままのハチミツ、というのも、とても豪華ですし、オレンジジュースもしぼりたてのフレッシュなものです。

8時半にホテルを出発し、まずは王宮礼拝堂へ。今日はシューベルトのミサ曲ハ長調。ウィーン初日に訪れた、シューベルトの生家のすぐ裏手にある教会で初演された作品です。

礼拝堂の後上方から、ウィーンフィル、ウィーン少年合唱団の音楽が降り注ぎ、まさに世界一の音楽が天上から降り注ぐ、至極のひと時です。カトリックのミサに参加するのが初めて、という学生ばかりでしたが、身近な作曲家の作品が、教会や宗教とどのように結びついているのかを知ることが出来る、貴重な体験ができました。

由緒ある礼拝堂だけに荘厳さが違います。さらに、音楽の質の高さ、そして礼拝堂の響き、すべてが最高でした。シューベルトがこのような礼拝を聴いて育ち、そして自ら合唱隊として演奏し、そして作曲してミサで歌われる、というその歴史に直に触れられるというのは、なかなかできる経験ではありません。

礼拝につづいて、美術史博物館へ。古代の工芸品や彫刻なども、充実したコレクションがあるミュージアムですが、今回はルネッサンスからバロック期の絵画の歴史に焦点を絞って観覧しました。ルーベンス、フェルメール、そしてブリューゲルをはじめとする数々の名画を通して、ヨーロッパで絵画が発展した歴史を学ぶことが出来ました。

昼食は、中世の地下貯蔵庫をレストランにしたツヴェルフ・アポステルケラーへ。ウィーン風ローストポークであるシュヴァインスブラーテンをいただきます。付け合わせのクヌーデルとザウアークラウトを一緒に頬張ると、おいしさが倍増しました。

午後は、モーツァルト博物館から。フィガロの結婚を作った家はきれいに整備された博物館になっており、モーツァルトが生きていた当時の生活に思いをはせました。

本日の最後はシュテファン大聖堂。ウィーン中心のシンボルとなっている大聖堂です。

モーツァルトの結婚式や葬儀が行われた場所でもあるこの大聖堂には、3つのパイプオルガンがあります。もっとも大きなリーゼンオルゲルが修復され、数年前に演奏可能になったとのこと。ぜひ、この荘厳な空間でのパイプオルガンの演奏も聴いてみたいものです。

この日の夕食は、ウィーン最古のレストランされるグリーヒェンバイスル。マークトゥエインの間にはモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、リヒャルトシュトラウスといった著名人のサインがのこされています。

モーツァルトやブラームスのサインを頭上にいただくのは、ヴィーナー・シュニッツェル。昨日は豚のカツレツでしたが、本日は正統的な仔牛のカツレツ.をいただきました。デザートのアイスも軽くておいしく、全員が完食!ごちそうさまでした。

明日は、ウィーン音楽大学で特別講義を2時間受講する予定になっています。のこり、1日半!思い切り楽しんで過ごしましょう。

同行レポート:菅野雅紀(ピアノ)

【特集】海外研修2023

音楽の故郷を訪ねて⑥ウィーン国立歌劇場でオペラを鑑賞♪(2023年9月26日)
音楽の故郷を訪ねて⑤花の都パリから音楽の都ウィーンへ(2023年9月25日)
音楽の故郷を訪ねて④ヴェルサイユ、ルーブルへ!(2023年9月24日)
音楽の故郷を訪ねて③パリで音楽三昧(2023年9月21日)
音楽の故郷を訪ねて②パリを満喫(2023年9月20日)
音楽の故郷を訪ねて①3年生が海外研修に出発!(2023年9月19日)
「海外研修2023」教員による事前指導シリーズが終了しました(2023年7月13日)

___________________

音楽学部の新入試

速報ブログは こちら
「トリセツ」ブログは こちら
「顧問推薦書」の書類は こちら

・音楽学部
・大学院音楽文化研究科

デジタルパンフレットは こちら

各種お問合せ先:

聖徳大学音楽学部事務室  Tel. 047-703-0111

または

音楽学部の受験生応援情報は こちら
資料請求は こちら
音楽学部の情報は、音楽学部のInstagram および聖徳大学SOA音楽研究センターのSNSから随時発信中。

聖徳大学音楽学部 Instagram
聖徳大学SOA音楽研究センターFacebookページ Twitter Instagram

PAGE TOP