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音楽学部 演奏学科 音楽総合学科

かがやく卒業生(6)~2つの学科で学んだ経験を活かしてピアノ講師に~

18.04.25

不定期更新中の「かがやく卒業生」、今回は平成19年度卒業生の村石絵里(むらいし えり)さんをご紹介します。ピアノコースで修得した知識・経験・技能を活かして、カワイ音楽教室を中心に活動を展開されています♪

――村石さん、こんにちは。昨年11月30日に、「音楽と社会(音楽キャリア教育I)」という授業へゲストとしてお越しくださいましたね。後輩たちの参考になるお話をいろいろありがとうございました。

とても貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。普段は個人レッスンを担当しているので、学生や先生方の前でお話するのはとても緊張しましたが、お話しするにあたり自分の講師生活を振り返ることで、自分自身を見つめ直す良いきっかけとなりました。

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「音楽と社会(音楽キャリア教育Ⅰ)」にゲスト講師と先輩:音楽教室の講師の仕事とは…(2017年12月3日)

――今はカワイ音楽教室でピアノ講師として教えることがメインですか?

株式会社河合楽器製作所カワイ音楽教室千葉事務所講師として、週5日、4歳から大人の方まで、50名を越える生徒さんを担当しています。日々のレッスンだけでなく、発表会・コンクールなどのイベント推進、カワイのステージでの演奏、講師コンサートなどがあります。

カワイ千葉 店内

――演奏会はどんな時に、どんな方たちを対象に?

カワイのステージでの演奏は、お店のイベントとして、お客様や生徒さん、保護者の方を対象に行っています。

講師コンサートや生徒さんの発表会での演奏は、ソロだけでなく、連弾や他の楽器の先生とのアンサンブル演奏をする事もあります。


講師コンサートで演奏する村石さん

カワイ以外では、声楽の卒業生の友人と、今も一緒に演奏しています。オペラ公演や伴奏など、卒業してから経験した事も沢山あります。

――村石さんは聖徳大学入学当時、最初は児童学科に在籍していらしたんですよね。高校から大学卒業までの道のりを少し教えていただけますか?

千葉県立八千代東高等学校卒業後、造形とピアノの分野を極めた幼稚園教員になろうと思い、聖徳大学の児童学科に入学しました。聖徳はピアノが厳しいことで有名でしたので、高校3年時に聖徳大学出版のバイエルを購入し、どう弾いたら良いか一人で研究をしました。

その甲斐あってか、入学後のピアノの授業は順調に進み、川並香順記念講堂で行われる選抜ピアノ演奏会への出演を薦められ、オーディションを受ける事になりました。

「聖徳バイエル」呼ばれる、聖徳大学のオリジナル教材

――「聖徳バイエル」を極めたあとで、ピアノを専門にしようと?

ええ、そのオーディション曲のレッスン時、先生の魔法のようなご指導のおかげで、自分でもゾクゾクする程演奏が変わりました。もっとピアノを勉強したいと思うようになっていた頃、児童学科のピアノの先生から『なぜ音楽の道に進まなかったのか』という質問をされた事をきっかけに、音楽の方へ進むこととなりました。

――学科を移ってどうでしたか?

3年次に編入した当初、それまで本格的に音楽の勉強をして来なかった私は『暗号の飛び交う世界に来てしまった』と思いました。

――ええっ、暗号?

はい、わからないことだらけだったものですから(笑)。それでも、今まで知らなかった音楽の世界を知る日々は、とても楽しく充実していました。何より、周りの友人や先生方が親身になってくださったからこそ、頑張れたのだと思います。

――どういうきっかけでカワイの講師になろうと思われたのですか?

きっかけは、たまたま見つけた他の音楽関係の会社の説明会に参加したことです。説明会終了時にそのまま一次試験があったので軽い気持ちで受けたのが合格してしまい、二次試験に進んだのですが、面接の際に『何か違う』と気付き、よく調べずに受けてしまったことを反省しました。

それから色々と調べ、カワイ音楽教室を知りました。子どものレッスンや教材研究に力を入れていること、研修が充実していること、自己研鑽の時間が取れること、仕事でも音楽に触れていられること、それらが決め手となりました。

――教えたり演奏したりと、音楽学部での学びが活かされているのではないかと思いますが。

生徒さんのレッスンでは常に感じます。私の中に、聖徳で学んだ事がつまっていて、それを生徒さんのレッスン時に出す…ドラえもんの四次元ポケットの様な感じです。テクニック的な事だけでなく、時代背景など音楽史や古典舞踏の授業で学んだ事を交えてお話しすると、生徒さんの目の輝きが変わりますし、より親しみを持ってくれるので、色々な角度からアプローチするようにしています。

 レッスン風景

――今のお仕事で苦労したり、反対にやりがいを感じるときはどんな時、どんなことでしょうか?

今まさに、生徒さんの発表会曲の選曲から譜読みの時期で『大変な時期が来た』と思っていたところです。生徒さん一人一人のレベルや好み、現在の状況などから生徒さんと相談をしながら選曲をし、本番に向けて演奏を作り上げていきます。

――学生時代とは違う苦労があるのですね。

そうなんです。学生時代は、自分が後悔のないように練習や勉強に没頭していれば良かったものが、今は多くの生徒さんの事を同時に考えなければなりません。こちらの計画通りにいかないこともあり、毎年この時期は大変に思っているはずなのですが、発表会本番で生徒さんの演奏を聴き、演奏を終えた後の誇らしげな顔を見ると、大変だった事は一瞬で忘れてしまいます。

生徒さんの『楽しい!』『先生大好き!』『出来た!』の瞬間、レッスン中の演奏に一緒に感動した時など、やりがいを感じるときは沢山あります。

――最後に、このブログを見てくださっている方々、音楽の道を目指そうと思っている高校生の方々に、メッセージをお願いします。

高校生の頃、専門的な勉強をしてこなかった私が音楽の道に進むのは無理だと思っていました。でも、今は音楽にどっぷり浸かる毎日です。後悔のない練習・勉強をしようと決めて努力した学生時代の学びは私の財産となり、卒業後も支えられていると感じています。

聖徳大学の先生方は、とてもあたたかく親身になってくださいます。音楽を好きな方、音楽の道に進みたいけれど不安…という方も、勇気を出して一歩踏み出してみてください。先生方はきっと全力で応援してくださいます!

――村石さん、お忙しいところをありがとうございました。今後の益々のご活躍をお祈りしております。時々、大学にも顔を出してくださいね。

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