プレミアムRE科目「日本語の方言Ⅱ 方言の未来」報告
26.03.25
「日本一楽しく学ぶ」をコンセプトに開発された、1年生向けの聖徳大学文学部の体験型授業、「RE科目」(REとは、Reality Experience:人生におけるとても貴重な本質的体験という意味)。
学生の皆さんからの高い支持に応え、2022年度からは「プレミアムRE科目」として、2年生以上の皆さんに向けた体験型授業がスタートしました。今回はそのうちの1つの紹介です。
日本語は豊かな方言をもつ言語です。ところが21世紀の現在、その方言が失われようとしています。どうすれば方言を次世代へ継承できるのでしょうか。国語の先生方や方言研究者たちが今、さまざまな取り組みを続けています。
プレミアムRE科目「日本語の方言Ⅱ 方言の未来」では、方言区画論・東西方言境界線・方言周圏論といった方言学の基礎を学んだ後、方言を次世代へ継承していこうとする取り組みの実際について、現場で活躍する先生のお話をうかがいます。
小林初夫先生(奥羽大学)は、福島県の小学校・中学校を中心として、方言教育の実践に取り組んでいらっしゃいます。このたびは小林先生をお招きし、「東日本大震災被災地における方言教育の取り組み」というテーマでご講義をいただきました。

「将来の地域社会の担い手である児童への方言教育」が被災地方言の保存・継承につながる、という小林先生のご講義に、学生たちは熱心に聴き入っていました。

小林先生が方言教育を実践なさる様子を、動画でご披露くださる一幕もありました。動画の中で、生徒たちが自ら調べた方言について元気よく発表する姿には、学生一同、大いに驚いたようです。授業後には「自分が小学生や中学生のころ、学校であんなふうに積極的に発言したことはない」という感想が学生たちから寄せられました。

本学文学部では、中学校・高校の国語科教員の養成を行っています。次年度から国語科教員として巣立つ予定の学生たちは、小林先生のお話を頂戴し、「将来、自分も方言教育を実践したい」という志を抱いたようです。最後にそんな学生たちの声を紹介しておきましょう。
(国語科教員になる学生の声1)
私は来年度から千葉県で国語科の教員となるため、私自身も方言教育を行っていきたい。方言を学ぶことの意義、そして方言話者にとって方言とはどういう存在なのか、今後方言はどうなってしまうのかを伝えて、そのうえで話すことは恥ずかしいことではないのだと伝えていきたい。
(国語科教員になる学生の声2)
今は昔よりも、一人一人の個性を尊重すること、アイデンティティを守ることの意識が強くなっている。しかしそれでも方言に対する劣等感は少なからず残っているように感じる。この意識を変えていくためには私たちが積極的に行動に移し、方言教育を行っていくことが大切であると強く実感した。
プレミアムRE科目「日本語の方言Ⅱ 方言の未来」は、方言の未来について一緒に考えてくれるみなさんの受講をお待ちしています!
【お知らせ】
「聖徳大学文学部Instagram」では、さまざまな1分動画の連載が始まりました。
たくさんの学生の「生の声」が聞ける動画になっています。ぜひブログと合わせてご覧ください!
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