英語・英文学コース口頭試問
24.03.04
英語・英文学コース(4月より国際文化コミュニケーションコース)の口頭試問が今年度は対面形式で実施されました。
口頭試問では、自身の卒業論文の概要を簡潔に述べた後に、主査・副査の先生方より、質問やコメントを受ける形式で進められました。
研究テーマとして、英語学・英語教育学からは、カリフォルニア州のESL教育対策の成果と課題に着目したもの、学習指導要領の変遷から日本の英語教育について検討したものがありました。また文化・文学研究からは、新しい概念である「文化の盗用」に着目して日米の違いを考察したもの、『美女と野獣』から女性教育の変遷を追ったもの、手話を扱った映像作品から日米を比較したものなど幅広いテーマが扱われました。
口頭試問は、主に2名の先生から卒業論文の内容について質問を受け、それに的確に応えることが求められます。学生さんは緊張しながらもしっかりと受け答えをし、大学生活を通じた成長が感じられました。
2年生の秋学期から、学生の皆さんは専門の先生方のゼミに所属し、卒業論文の準備を進めてきました。先生方の指導のもと、それぞれ自分の関心をもとに、先行研究を調査し、自分の問題意識を掘り下げました。そうして頑張って書き上げた論文を12月に提出し、1月の口頭試問を迎えました。自身の考えを的確にまとめ、質問に答えるという場面は、卒業後もさまざまな場面で求められます。卒業論文の執筆を通じて得た経験を基に、4月からそれぞれの分野で活躍することを教員一同応援しています。
受験生のみなさん、聖徳大学の文学部ではゼミの決定からテーマ決め、卒業論文の作成まで教員と共に進めていきます。楽しく学ぶことをテーマにした文学部で、みなさんをお待ちしています!