文学部・文学科 │ 聖徳大学

歴史文化コース口頭試問

22.02.21

歴史文化コースでは、1月21日にCOVID-19対策を十分施した上で口頭試問がおこなわれました。本コースでは、歴史学、考古学、美術史、日本民俗学の専門の先生方がゼミ担当として指導にあたり、幅広い学びをおさめます。
学生たちは、2年次後半の専門ゼミ入門から担当の先生方の指導を受け、4年次春の卒業論文デザイン発表会、秋の卒業論文中間発表会をへて、年末に卒業論文を提出いたしました。
卒論口頭試問では、これまで主として指導にあたってきた先生に加え、専門領域の異なる先生方が副査について質問を受けます。「何を問われるのだろう」と不安な気持ちになる学生もいたようですよ。
本年の卒業論文は、「古代日本の説話における狐」、「楊貴妃伝承と日本への受容」「古墳構築の研究」、「奥羽越列藩同盟における政治体制の再検討」、「山中他界観の民俗学的研究」、「浅井忠の工芸とデザイン」、など、歴史文化コースの幅広い学びを反映した題目が並びました。
本年卒業予定の学生たちは、3年、4年、の二年間、COVID-19の影響を受け、図書館の休館や、始まったばかりのオンラインの指導など、厳しい状況下にありながら、一生懸命一次史資料と向き合い、卒業論文を作成してきました。
口頭試問の場では、先生達の質問に真摯に答えていく内に、改めて自分が作成した論文の良さを再確認し、終える頃には晴れやかで自信に満ちた表情となっていました。
四年間このコースで経験した学びは、今後の学生たちの大切な財産となるに違いありません。教員一同、学生たちのさらなる活躍を祈念した一日となりました。

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