文学部・文学科 │ 聖徳大学

本日より春季書道展開催

22.02.18

(卒業制作を手がけた4年生の皆さん。※一般の方も入場されているためマスクのまま撮影しました)

2021年度・聖徳大学書道春季展が本日2月18日より開催いたしております。
どうぞ皆様、ご高覧・ご高評をよろしくお願いいたします。

会期:令和4年2月18日(金)~20日(日)
   午前10時~午後6時(最終日 午後5時終了)

会場:松戸市文化ホール4階・市民ホール

※入場無料
※ご体調の悪い方は、入場ご遠慮いただきますようお願いいたします。

先日の4年生のインタビュー記事に引き続き、
卒業制作展を中心に、会場の様子を写真でお伝えします。

扇形の料紙に描かれた散らし書きの和歌。墨の濃淡に変化がつけられているのが見えるでしょうか。
センス良く墨の濃淡をつける魅力的な筆跡は、平安時代の物語にも描写されています。
あの光源氏も、こんなふうに女性たちに手紙を書いたのかもしれませんね。

びっしり書かれた文字。
これは「千字文」といって、1000の全て異なる文字を使った、中国の梁という時代の漢詩です。
1文字でも間違ってしまったら全てやり直し。集中力も体力も使う作品です。
この作品に挑んだ4年生の中村さんは、次のように話してくれました。
「1行に1時間かかります。座って書いてますが、書き続けていると身体が痛くなるので休みを入れ、
 紙は少しずつずらしながら書いていきます」

こちらは石を彫って印章を作り上げる、篆刻(てんこく)の作品です。
4年生の引地さんは次のように話してくれました。
「楽しかったです。石は硬いですよ。彫っているとゴリゴリいいます(笑)。
結構力がいるので、力を入れて彫っていると、「あっ!」と思ってもみないところを彫ってしまうこともありました。
先生にご指導いただき、そこも生かして作り上げました」
一緒にいた同級生からは「器用じゃないとできないよ」などと言われていた引地さんの頑張りをぜひご覧ください。

(受付も学生が代わる代わる務めています)

 

【関連記事】
・書道文化コースをご指導いただいている岩井秀樹先生の2回目の快挙
 「岩井先生、再び、日展特選」の記事はこちら

PAGE TOP