RE科目「もっと! 図書館を歩く」報告①―東京文化会館音楽資料室を訪問―
21.12.20
※東京文化会館前にて(写真撮影の際のみマスクを外しています)
今年度、新たに開講されたRE科目「もっと! 図書館を歩く」では、さまざまな種類の図書館に訪れて、伝統的、先進的な図書館サービスを肌で感じながら、これからの図書館に求められるサービスを考えます。
10月31日(日)の午前、私たちは「東京文化会館音楽資料室」を訪問しました。
東京文化会館は公益財団法人東京都歴史文化財団が運営するわが国を代表する音楽の殿堂です。同館に4階に置かれた音楽資料室はクラシック音楽を中心とした音楽の専門図書館です。図書、雑誌、楽譜、視聴覚資料のほか、東京文化会館で開催された公演のプログラムというコレクションがあります。専門図書館ですが、中学生以上(小学生は保護者同伴)ならだれでも無料で閲覧・視聴できる間口の広い専門図書館です。
担当の遠藤淑恵さんから懇切な説明を受けながら、見学。昭和の東京オリンピック記念公演のパンフレット、雑誌記事、複数の情報を使いながら音楽資料の奥深さを知ることができました。
「ショパン国際ピアノコンクール」で第2位を受賞された反田さんの昔の写真にもビックリ!
※目録カードに興味津々。
「音楽資料の検索の観点はいろいろですね」
※「レコード・プレイヤー見るのは初めてかも」
見学を終えて。「学生時代、音楽を専門的に学んでいたわけではない」との遠藤さんの言葉に驚きと感動。
情報のプロ、新しいサービスを考えるヒントが一杯の訪問でした。
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