RE科目「博物館・美術館・図書館を歩く」報告①
24.06.23
「日本一楽しく学ぶ」をコンセプトに開発された、聖徳大学文学部の体験型授業、「RE科目(REとは、Reality Experience:人生におけるとても貴重な本質的体験という意味)」のご紹介です。
RE科目「博物館・美術館・図書館を歩く」は、芸術学や博物館学、図書館情報学を専門とする教員とともに座学と学外研修を通じて、3つの異なる社会教育機関の社会的役割、そしてそこで働く学芸員、図書館員の業務について学びます。
1回目の学外研修先は、2000年に開館した日本で唯一の国立の児童書専門図書館、国際子ども図書館です。
引率は図書館情報コースの石井大輔先生、片山ふみ先生、坂本俊先生。
国際子ども図書館は、明治期に建てられた旧帝国図書館の建物をリノベーションする形で利用されており、訪問時には帝国図書館に焦点を当てた特別展示として「子どもの本の夜明け 帝国図書館展」が開催されていました。
国際子ども図書館への改修記録や帝国図書館にゆかりのある文豪などが紹介展示されており、メモを取りながら熱心に学ぶ様子が見られました。
館内には、大階段や現在は本のミュージアムとなっている旧閲覧室など100年以上前に建てられた帝国図書館から引き継がれているものも多く、今回の特別展のテーマにもなっている帝国図書館から続く国立図書館の歴史や役割について、理解を深めることができたのではないでしょうか。
学外研修後の事後学習では、個々に作成した見学記録をもとに、グループディスカッションをおこない、見学レポートとしてとりまとめました。今回の体験や意見交換を通して、多くの気づきや学びを得られたようでした。
次回は松戸市立博物館の見学について報告したいと思います。お楽しみに!
【お知らせ1】
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【お知らせ2】
聖徳大学収蔵名品展「源氏と狭衣 王朝文学の世界」が、NHK総合「おはよう日本(関東甲信越)」で紹介されました。本学が所蔵する重要文化財『源氏物語』『狭衣物語』などの学術コレクションを大公開しております。ぜひお越しください。
会 期:令和6年4月2日(火)~ 令和6年11月30日(土)
時 間:9:00~17:00(休館:日曜日・祝日と学事日程による休業日)
会 場:聖徳大学松戸キャンパス 1号館 聖徳博物館 / 8号館1階 企画展示ギャラリー
観覧料:無料