文学部・文学科 │ 聖徳大学

歴史文化コース中間発表会

22.10.10

歴史文化コースは、小さな歴史のなぜにも多角的な視点から学ぶことのできる特徴を持つコースです。古代史、近世史、考古学、美術史、民俗学、それぞれの専門のゼミでの勉強を踏まえた充実した発表会になりました。

4年生は、これまでの積み重ねてきた勉強を報告する場となります。今年は久々の対面での開催となり、2年生、3年生など下級生も多く参加する、活気ある発表会になりました。

今年の発表は、持統天皇とその時代について考察を加えるもの、関東大震災が美術に与えた影響について探究するもの、古墳時代の装飾的な刀について調査するもの、幕末の攘夷思想について考察を加えるもの、日本の人魚説話について調査するものなど、まさに歴史文化コースの多様な学びをいかした多角的な歴史の発表がおこなわれました。

今年もcovid-19の影響を鑑みながらでも、学生たちはここまで勉強をしてきたことを一生懸命発表しました。一人ひとりの発表に対し専門の異なる五人の教員から丁寧な、または厳しい質問が重ねられ、とても活気ある議論が展開されました。こうした応答を経て卒業論文がよりよいものになっていきます。

教員、4年生、そして下級生が一緒になって一つのテーマを議論し合う、そんな素晴らしい空間となりました。

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