文学部・文学科 │ 聖徳大学

日本語・日本文学コース中間発表

21.09.19


日本語・日本文学コースでは、9月7日と8日の2日間にわたって、中間発表が行われました。
昨年度に引きづつき、今年度もオンラインでの発表となりました。

4年生の皆さんは、それぞれ準備した資料を画面共有しながら、
自分の卒論の見取り図について発表し、コースの先生方からの質問や指摘に答えていきます。
日頃指導を受けているゼミ担当の先生以外からも、たくさんのアドバイスがいただける貴重な機会となりました。

今年度のテーマも、『竹取物語』『古今和歌集』『源氏物語』といった著名な古典文学から、
夏目漱石、芥川龍之介、太宰治、川端康成といった文豪たちはもちろん、
村上春樹や小川洋子など現代でも活躍している作家まで、
非常に幅広いラインナップとなりました。

例年以上に充実した発表が多く、コロナ禍にありながらも、
4年生の皆さんが、対象となる作品を深く読み込み、真剣に調査分析を続けたことが伝わってきました。

「異界」や「異界との境界」に注目する発表が多かったのが、今年度の特徴といえるでしょう。
「今ここ」にいながらにして、「今ここ」ではない世界へ羽ばたけるという、
文学の醍醐味を体現するようなテーマですね。

卒論提出まであと3ヶ月、
この中間発表で明らかになった課題を一つ一つこなし、充実した卒業論文が完成することを期待しています。


※初日の発表を終え、学生の皆さんには、新たな課題が見つかった緊張と、
 無事に終わった安堵の入りまじる表情が見られました。

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