文学部・文学科 │ 聖徳大学

歴史文化コース中間発表

21.09.19


歴史文化コースは、小さな歴史のなぜにも多角的な視点から学ぶことのできる特徴を持つコースです。古代史、近世史、考古学、美術史、民俗学、それぞれの専門のゼミでの勉強を踏まえた充実した発表会になりました。

今年5月におこなわれたデザイン発表会での指摘を踏まえ、
4年生は夏の間に積み重ねてきた勉強を報告する場となります。
今年は状況を鑑みオンラインでの発表会となりましたが、
発表する声にも不安と期待が混じる様子がうかがえましたよ。
今年の発表は、古代日本の説話における狐、1920年代におけるモダンガール論、奥羽越列藩同盟における政治体制の再検討、ムラ社会における子どもの研究、古墳構築の研究、大正期における山田わかの家庭論について、浅井忠の工芸とデザインなど、まさに歴史文化コースの多様な学びをいかした多角的な歴史の発表が並びました。
今年は昨今の状況もあって図書館が閉館となっていたり、調査ができなかったりと大きな制約がありましたが、学生たちはここまで勉強をしてきたことを一生懸命発表しました。教員からは、事実確認から厳しい質問など、様々な内容の問いかけもありましたよ。こうした応答を経て卒業論文がよりよいものになっていきます。
先生たち、四年生、そして下級生が一緒になって一つのテーマを議論し合う、そんな素晴らしい空間となりました。

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