文学部・文学科 │ 聖徳大学

教採対策特別懇談会

21.02.01

合格した先輩を囲んでオンラインで懇談会

 文学部日本語・日本文学(日文)コースではこのほど、国語科教職採用試験対策の特別懇談会をオンラインで実施しました。

 千葉県・千葉市の国語(中・高)教員採用試験に合格した4年生を「やる気満々」の3年生、2年生、1年生が囲んで、和気あいあいとした中にも、熱気あふれる2時間になりました。

 まず、教職担当主任の日文コースの松本麻子先生が勉強することの楽しさと厳しさを優しい口調で話して懇談会がスタート。続いて、合格した4年生と日文コース主任の重里徹也先生の対談形式で繰り広げられました。高校時代の話から始まり、聖徳大学を選んだ理由、いつから教職を意識したか、1年生、2年生の時はどんな学生だったのか、アルバイトは何をしていたのかなど、話題は多岐にわたります。

 そして、いよいよ勉強方法へ。民間の教員採用試験対策講座の活用法、漢文や古文の勉強の仕方、教科教育法のポイント、(試験で問われる)模擬授業のコツなど、体験者ならではの細かで具体的なアドバイスが続きました。

 「試験を受ける年になったらアルバイトはやめて勉強に専念しよう。そのために3年生までに少しお金を貯めておこう」「試験の1カ月前になったら、夜型を朝型に直した方がいい」「模擬試験を何度も何度も、繰り返し解き直した」など、後輩思いの懇切な助言が聞かれました。

 「役に立った参考書」を尋ねられると、付箋(ふせん)がいっぱいついた何冊もの本を「これがオススメです」とカメラで披露。「私は高校時代の国語の先生にあこがれて、教職をめざしました。国語という教科の楽しさを高校生に伝えたい」と笑顔で抱負を話していました。

 最後に日文コースの諸井彩子先生が「皆さんも、続いてほしい」と挨拶。下級生が決意を新たにした懇談会になりました。

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