授業紹介:古典作品プレゼン大会
19.05.06
みなさん、こんにちは。
令和元年、新しい元号になって初めての投稿です。
聖徳大学文学部って、どんな授業をしているの?
そんな質問にお答えするべく、前回はRE科目初回の授業の様子をお伝えしました。
今回は、2018年度の文学部1年生が行った、古典作品プレゼン大会の様子をお伝えします。
学生のみなさんはくじ引きで、クラスもコースもバラバラな11のグループに分かれます。
それぞれのグループには、さらなるくじ引きで短い古典作品が1つずつ割り当てられ、さまざまな方法でその古典作品をプレゼンするのです。
全てのグループのプレゼンが終わったあと、「どのグループの作品が一番読みたくなったか」を学生のみなさんが投票し、優勝グループが決まります。
高校までの古典の授業では取り上げられない作品、
あるいは作品自体は有名でも、高校まででは取り上げられることの少ない場面を使っているので、
古典作品の読み込みが必要なのは言うまでもありません。
しかし、それだけでは魅力的なプレゼンにはなりません。
その作品のおもしろさはどこにあるのかを、聞き手に伝えることが大事です。
だからといってオチまで全部話してしまっては、「読みたさ」のポイントがマイナスになってしまいます。
バランスのいいプレゼンの仕方が求められてくるのです。
パワーポイントを使った、あらすじのプレゼンあり。
今どきの女の子たちのおしゃべりで進めていく寸劇あり。
朗読劇に仕立てたプレゼンあり。
(学生の皆さんが手にしているのはスマホです。
堂々とスマホを手にして良い授業!
グループのメンバーがスマホで台本を共有し、朗読しているのです。
現代の朗読劇でもこのように端末を使ったものがありますよ。)
こちらは、ツイッターのタイムライン仕立てになっています。
登場人物がツイッターのアカウントを持っていたら……という形で、それぞれの登場人物がツイートし、聞き手はタイムラインで出来事を追っていくことになります。
それぞれのグループが、それぞれの持ち味を発揮し、個性的なプレゼンをしてくれました。
優勝グループのみなさん。
(マスク率が高いですね。
ちょうどインフルエンザが流行る時期だったためです。
お疲れ様でした!)
こんなふうな授業を進めていく中で、文学部としての知識はもちろん、
一般企業への就職や、教職においても必要な、プレゼン力を磨いていけるのが、聖徳大学文学部の授業の魅力です。