文学部・文学科 │ 聖徳大学

RE科目が始まりました!

19.04.29


本年度も、文学部1年生を対象に、
「学びの楽しさと感動」をコンセプトとした、
本物を見て学びを深める「RE科目」(正式科目名は「人文科学入門」)が開講されています。

春学期は、以下の4つが開講されることになりました。
1「恋の歌を読む ―百人一首を中心に―」(日本語日本文学、書道文化コース教員担当)
2「文豪を訪ねてⅠ」(日本語日本文学コース教員担当)
3「人はなぜ怨霊となるのか? -菅原道真と平将門-」(歴史文化コース教員担当)
4「博物館・美術館・図書館の歩き方」(図書館情報・歴史文化・書道文化コース教員担当)

初回のガイダンスで、担当の先生方から内容が紹介されました。

「恋の歌を読む ―百人一首を中心に―」
百人一首の歌とその歌人を中心に学びを深め、平安時代や鎌倉時代の、かなで書かれた作品を鑑賞する授業です。
学外研修としては、五島美術館で「国宝源氏物語絵巻」や、百人一首の歌人でもある藤原公任(ふじわらのきんとう)に関する展示を見に行く予定です。

「文豪を訪ねてⅠ」
小説好き集まれ!をコンセプトに開講されるこの授業。春学期に取り上げるのは、漱石・鷗外・村上春樹です。
講義では彼らの作品を深く読みこんでいきます。学外研修では、彼らが過ごした本郷・千駄木、及び早稲田周辺を訪れる予定です。

「人はなぜ怨霊となるのか」
平将門や菅原道真といった実在の人物は、どうして「怨霊」とみなされるようになったのでしょう。
古代史学的あるいは民俗学的アプローチによって、その謎を明らかにしていきます。
将門の首塚や神田明神、鎌倉の荏柄(えがら)天神を訪れる予定です。

「博物館・美術館・図書館を歩く」
東京国立近代美術館・松戸市立博物館・国立国会図書館(あるいは国立子ども図書館)を訪れます。
作品の鑑賞はもちろんですが、美術館・博物館・図書館がどのようにして作られ、どのような工夫がなされているのかについても学べる授業です。

本年度も、昨年度の良いところを継続しつつ、新たな魅力をいっぱいに湛えた科目となっています。
ガイダンスで内容を聞く学生たちからは、どの科目を選ぼうか真剣に考えている様子が伝わってきました。

RE科目は本ホームページにて随時レポートを更新していきます。
お楽しみに!

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