文学部・文学科 │ 聖徳大学

日本語・日本文学コース卒論口頭試問の報告

18.02.26

日本語・日本文学コースでは1月末に卒業論文の口頭試問を行いました。
今年も、意欲的な卒論が並びました。
紹介すると、『建礼門院右京大夫集』(鎌倉初期に成立した歌集。平家の栄華盛衰を追憶する)の考察、国語教材としての「羅生門」について、星新一『ボッコちゃん』論、泉鏡花や谷崎潤一郎における女性のイメージ、『十二段草子』(室町時代の御伽草子)における係り結びについて、などなど。
一人一人、順番に教室に入っていくと、日本語・日本文学コースの先生4人がズラリとすわっています。

次々に研究の動機について、参考文献について、論文全体の構成について、論の細部について、さまざまな質問が飛び交います。4年生たちは長い間の成果を見せるべく、懸命に答えます。

先生たちも労をたたえたい気持ちは強く、緊張した中にも、時折、笑顔が混じってなごやかな雰囲気も。
全員が終了した後、各先生が全体を講評して、終了。最後は解放感あふれる記念写真になりました。

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