教育学部・教育学科 │ 聖徳大学

学生紹介(26)心理学と音楽を頑張り、子ども服の会社に就職

20.03.24

皆さん、こんにちは!
今回、紹介するのは児童心理コース4年のKさんです。
Kさんは、保育士、幼稚園の免許・資格を取り一般企業に内定をいただきました。
今回は、免許・資格にとらわれない就職の理由について聞いてみたいと思います。
インタビューアーは、児童心理コース主任の相良順子先生です。

 

S(相良先生):卒業後の進路はどうなりましたか!?
K:朝ドラでモデルにもなった子ども服の「ファミリア」に内定をいただきました。
S:もしかしたら子ども支援の部署に就く可能性もあるということですか?
K:今のところ私は販売職での採用です。
子どもが好きなので、子どもが好きとうことを活かせる仕事はないか考えていたところ、販売職の方に「子ども服」はどうかと教えてもらったことがあり、この会社を受けることになりました。

 

S:「児童学」が活かせる会社に決まったということですね・・おめでとうございます!!
K:ありがとうございます!

 

S:どうして児童心理コースを選んだのでしょうか?
K:もともと、母親に「資格だけは取りなさい、保育士がいいんじゃない?」と言われ、「じゃあ、保育士になるならどこの大学に行こう・・?」と考えました。
音楽をもともとやっていたので、音楽サークルに入って頑張りたいとか・・一般企業に就職するのもいいかな・・とか色々考えました。
S:オープンキャンパスにはいらっしゃいましたか?
K:はい、高校2年から何度も来て、聖徳祭にも参加しました。
S:じゃあ、児童心理コースのブースを訪れたら保育士にもなれるし、一般企業も目指せるし、サークルもやれるといったことがわかったんですか?

 

K:はい!保育士になるとしたら子どもの心もわかるし、保護者の相談にも乗れる保育士になれると思いました。
一般企業に就職するにしても、色々な選択肢が広がる児童心理コースがいいなと。
私は元々「心理学」に興味がありました。
心理テストが「心理学」の学びとは違うというのは分かっていますが、そういったイメージの「心理学」が好きだったし、深く学んでみたいと思いました。

 

S:4年間を振り返って児童心理コースでよかったこと、大変だったことは何でしょうか?
K:レポートは大変でした。
・・でも、私は「短期集中型タイプ」だったので頑張って乗り越えられました。
良かった点は、教習所に通っていた時にロールシャッハテストが出てきて、「おおー!」みたいな・・「心理学基礎実験」の授業を受けていたので、心理テストに詳しくなっていて「これ学んだなぁ」と達成感を得られることができました。

 

S:勉強したことがここでつながった!という感じですね。
それは嬉しいですね・・そこに達成感を感じるのですね。
どうして一般企業の販売の方が向いていると感じるようになったんでしょうか?
K:そうですね。自分の思ったことをやって商品を買ってもらうということがシンプルで分かりやすいと思ったんです。
そうしたら、直に子どもと接する必要があるわけではなく、遠回しにでもサポートしていければいいのではと思い、企業就職を考えるようになりました。

 

S:色々忙しい中で、企業の就職活動をするのは大変じゃなかったですか?
K:最初は、3年生の6月くらいに就職活動を初めて、夏休み中に説明やインターンシップに行きました。
結局、その後実習に行って、「あぁ・・ちょっと違うかな・・?」と思って、4年生の3月から就職説明会に行っても決まらなくて・・6月の幼稚園実習前にキャリア支援課にどこの職種が良いか相談に行きました。
7月に「新就活生応援」の説明会に行き、そこで適職診断をやり「販売職」に決めることができました。

 

S:それは大変でした。
では、児童心理コースで、ここが良かったなっていうことはありますか?
K:心理コースは学生の雰囲気も落ち着いていて、みんな仲がいいです。
テストやレポート課題前には助け合いが始まります。
みんなで勉強している子もいましたが、私は自宅で進める派でした。
わからないところは、その都度みんなに連絡して聞くといった感じでした。

 

S:最後に、児童心理コースに関心のある高校生へメッセージをお願いします
K:子どもを心理学の視点で見れるのが児童心理コースだと思います。
学ぶことが多いので大変だとは思いますが、各々の夢に向かって頑張ってほしいと思います。

S:コースの学びから具体的にどんな強みを持てたと思いますか?
K:障害をお持ちのお子さんとか、その保護者の方の対応スキルは、他のコースより身につけられたと思います。
現役の保育士になった短大卒の同級生がいるんですけど「こういう子はこういう風にした方がいいんだよね・・」って言ったら、その子はそういう対処法をあまり知らなかったという場面がありました。
大学で学習を深めているからこそ、卒業したら安心して子どもに接することができるんだと感じました。
そういうところが児童心理コースのいいところだと思います。
S:ありがとうございました。

心理学や保育の勉強、そして音楽にも前向きに取り組めた4年間でしたね。
持ち前の行動力を活かしてこれからも頑張ってください!
Kさん、今回はありがとうございました!また遊びに来てくだい!

 

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(児童学部)

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