教育学部・教育学科 │ 聖徳大学

『造形遊び』を指導できる先生に! 「千葉県民の日 大学授業ミニ体験」報告

18.10.02

皆さんこんにちは!
今回は、以前行った「集まれ千葉の高校生! 大学授業ミニ体験」の様子を紹介します。通常の授業に高校生が参加します。
・・なにやら学生がカラフルなものを持っていますね・・東原先生の「障害児心理学」を体験した高校生、次は大成先生の「初等教科研究 図画工作Ⅰ」(小学校教員養成コース2年)です。

 

「今回は、小学校の『図画工作』で行う『造形遊び』を学習します。『造形遊び』は素材の色や形から発想し、場所と関わりながら行う造形活動です。図工は『絵画』『立体』『工作』『鑑賞』の他に、この『造形遊び』が1年生から6年生まであります。」

 

「この『造形遊び』は世界的にも珍しく、日本独自の学習法といっても良いでしょう。」小学校の教科書、実践事例のスライドを使って大成先生が説明してくださいました。

 

そこで・・今回は、フラフープが素材です。パーツをつなげて輪にするとフラフープになりますが、方向をずらしながらつなげていくとグニャグニャした形ができます。

 

今回は、このグニャグニャをつなげて図工室をカラフルな「グニャグニャワールド」にします。

 

高校生が来る前にすでに活動に入っていた大学生。高校生にやり方を説明します。

 

大学生と高校生が一緒に活動を楽しみました。

 

図工室は、掛けられるものもあるので、形は上へも伸びていきます。

 

できました!約200本分のフラフープを使い切りました!隣のグループともつなげたら図工室に大きな一筆書きが生まれました。
これは大成先生のオリジナル題材で、以前、ゼミの実践「とんでも図工室」でも行い小学生に大好評でした。

そして鑑賞の時間。
全員一旦廊下に出て、交代で鑑賞しました。

 

いつもと違った図工室。全体や気に入った部分を写真や動画で記録していきます。

 

「『造形遊び』は作品を残すために活動するわけではないので、より過程が大切になってきます。教師は子どもたちが過程の中で何が学べているのか、学びの目的を理解し、観点を持って活動を見守りましょう」

現役の先生のアンケートでよくあがってくるのが、「図工」の指導で不安に思うジャンルが「造形遊び」と「鑑賞」です・・。でも、大丈夫です! 聖徳大学児童学部ではしっかりこの二つも学習するので、子どもたちと楽しんで活動ができます。
3年次の「図画工作科教育法」では、学習指導要領をもとに指導案を書き、模擬授業も行います。

 

この後、次の「図工」の授業、児童文化コースの「飛び出すカード」の発表も見学しました。みんなよく考えられていて、素晴らしい作品ばかりでした。その様子はまた後日紹介します。

今回は、造形科目の授業の様子を集めてみました。

★「凄いぞ!『図工』のスケッチブック」はこちら!
★「保育内容指導法Ⅺ アニマル大行進」はこちら!
★「保育内容指導法Ⅻ(造形)『秋のオブジェ』制作」はこちら!
★「光のアート! ライトドローイングの授業」はこちら!
★「黒板ジャック 今年は中部小学校!」はこちら!

(児童学部)

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