初めてでも大丈夫! 馬場先生のピアノ体験授業
19.10.15
皆さん、こんにちは!
今回は、9月22日(日)に行われたオープンキャンパスの中から馬場みどり先生の「ピアノが弾きたい!~子どもと楽しく歌うために~」の様子をお伝えします。
1年生の授業の一部を体験する内容です。
楽譜を音にするコツを学んでみましょう!
まず、大型の鍵盤を使って、音とピアノの鍵盤の関係を確認します。
音の「高ー低」が、楽譜では「上ー下」となり、鍵盤では「右ー左」となる、ということを、しっかりと理解しておきます。
次に、この大型の鍵盤を縦にして、その横に線を引いていきます。するといわゆる「五線譜」が現れます。
線は、白い鍵盤一つおきに引かれているので、「ドレミファソラシド」の音名を一つ飛ばしでスラスラ言えるようになると、譜読みにはとても有効なのです。
試しに、一つ飛ばしではなく、順番に、みんなでしりとりのようにドレミを言っていってみました。
「ドレミ」「ミファソ」「ソラシ」のようになりますが、「ド」以外の音から言い始めるのも案外難しいものですね。
ここで、「ちょうちょう」をみんなで譜読みしてみました。
一つ飛ばしの並びがたくさん出てきますが、皆さんよく読めていました!
では、「これをピアノで弾いてみましょう!」というのが次のテーマです。
ピアノを弾く時には、指に独特の番号をつけます。左右とも親指が「1」の指、人差し指が「2」の指、というふうに1、2、3、4、5の番号で指を動かしていくのですが、この数字で指がパッと反射的に動けるようになると、ピアノを弾くのが楽になるのです。
そこで、ゲーム感覚で反射を鍛えてみます。
「積み木ゲーム」と呼んでいるもので、指番号が書かれた積み木をランダムに並べて、その並びで指を動かしていくのですが、二人ペアになり、一人が積み木を動かす人、もう一人がその番号を見て指を動かす人になります。
積み木を動かす人は、相手が指をちゃんと番号通りに動かしたら瞬時に積み木を並べ替え、指を動かす人はまたそれを見た瞬間にパッと指を動かしていきます。
チームで回数や時間を競い合うこともできます。
1年生の授業でも楽しいと評判の人気のゲームですが、今日はペアが親子、という組も多く、みんな笑顔で取り組んでいました。
指を動かしてみたところで、さきほどの「ちょうちょう」のメロディーを実際にピアノで弾いてみました。
3年生の先輩が丁寧にサポートしてくれます。
初めての人も、しっかり指を動かして弾くことができました!
このメロディーに伴奏をつけるとどうなるのか、馬場ゼミの3年生に弾いてもらいました。
全部同じ音の伴奏、平均的なオリジナル伴奏、午睡など気持ちを静かにしたい時のための伴奏、この曲でダンスをしてみたい時の伴奏、の4種類の伴奏を演奏してもらいました。
同じメロディーでも雰囲気をこれほど違えることができることに驚きますね。
最後に、授業で使っている楽譜で「ちょうちょう」を歌いました。
伴奏は大学3年生。楽譜も鍵盤もあまり見ずに、歌っている人たちの方を見ながら弾いています。
音符と鍵盤と指の位置関係がきちんと理解されていれば、子どもたちの表情をみながら弾くことができるのです。
子どもたちと楽しく歌えるプロフェッショナルな先生を一緒に目指しましょう!
今回は、ピアノ関係の記事を集めてみました!
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(児童学部)