英語・英文学コース 口頭試問
23.03.21
英語・英文学コースは、昨年度は新型コロナ・ウィルスの影響で、オンライン形式による口頭試問でした。今年度は対面形式での実施を計画していましたが、10年に1度と言われる寒波が直撃して、電車遅延等の懸念されたため、前日に急遽、オンライン形式での実施を決定しました。全員が無事に口頭試問に出席できました。
口頭試問では、自身の卒業論文の概要を簡潔に述べた後に、主査・副査の先生方より、質問やコメントを受ける形式で進められました。
研究テーマとして、英語学・英語教育学からは、SNSにおける若者の英語表現に着目したもの、日本人の英語表現の特徴を探究したもの、世間で注目を集めているTOEIC試験の誤答分析に焦点を当てたものが取り組まれました。また文化・文学研究からは、ディズニー作品で描かれたさまざまな愛、女性労働やストリート・ファッションの変遷から見られる文化や時代の移り変わり、イザベラ・バードの鋭い観察力から見た日本など幅広いテーマが扱われました。
「論文を書く」というプレッシャーのなか、締め切りの直前までがんばった卒業論文が無事に提出され、口頭試問を終えることができました。自身の考えを的確にまとめ、質問に答えるという場面は、卒業後もさまざまな場面で求められます。卒業論文の作成で得た経験を基に4月からそれぞれの分野で活躍することを教員一同、応援しています。
受験生のみなさん、聖徳大学の文学部ではゼミの決定からテーマ決め、卒業論文の作成まで教員と共に進めていきます。楽しく学ぶことをテーマにした文学部で、みなさんをお待ちしています。