RE科目「江戸文学を歩く」報告①
24.12.13
日本一楽しく学ぶ」をコンセプトに開発された、聖徳大学文学部の体験型授業、
「RE科目」(REとは、Reality Experience:人生におけるとても貴重な本質的体験という意味)のご紹介です。
RE科目「江戸文学を歩く」は江戸文学を代表する『奥の細道』の内容について学んだ後、芭蕉にゆかりのある場所を訪ねて実際に歩いてみる授業です。最初の学外授業は恒例の江東区深川に出かけました。歩きながら秋の季語を使って俳句を考えるというミッションもありますよ。
さあみんなで元気よくスタート。
元禄2年(1689)に芭蕉は『奥の細道』の旅に出る準備をします。旅の直前に芭蕉が住んでいたのがここ採荼庵(さいとあん)です。
チームごとに記念撮影。なんだか芭蕉さんも嬉しそうですね。
芭蕉は37歳の時に、隅田川のほとりに居を構えました。現在の芭蕉稲荷神社あたりに芭蕉の庵があったとされています。
有名な「古池や」の句碑もある清澄庭園は歩くだけで心癒やされます。みんな良い句を思いついたかな。
芭蕉記念館も見学し、深川の秋を満喫した1日でした。
散策を終えたあと、句会を開きました。みなさんの句のうち、最も良い句だなと思ったものに投票します。名前はふせてあるので、誰が詠んだ句なのかわかりません。どきどき。
1位に「水鏡四つの影と秋日和」が選ばれました。作者のYさんによると、清澄庭園の池に映った散歩中のメンバー4人の姿を詠んだとのことです。「水鏡」という言葉が、池のキラキラした様子をよく表していますね。
「江戸文学」チーム、次回は『南総里見八犬伝』の舞台、館山に出かけます。乞うご期待!
【お知らせ】
「聖徳大学文学部Instagram」が開設されました。
ぜひブログと合わせてご覧ください!
https://instagram.com/seitoku_bungaku?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==