文学部・文学科 │ 聖徳大学

人はなぜ怨霊となるのか②ー平将門と菅原道真ー

24.08.26

鶴岡八幡宮二ノ鳥居前にて

「日本一楽しく学ぶ」をコンセプトに開発された、聖徳大学文学部の体験型授業、
「RE科目(REとは、Reality Experience:人生におけるとても貴重な本質的体験という意味)」のご紹介です。

RE科目「人はなぜ怨霊となるのか」は、日本の怨霊の成立とその展開について、歴史学と民俗学の成果を踏まえつつ学んでいきます。担当は歴史文化コースの先生方です。

初夏に第2回目の見学をおこないましたよ。
今回は、鎌倉です!初夏の鎌倉は観光客でいっぱい!賑やかな古都を巡見してまいりました。

最初に見学したのは、鶴岡八幡宮です。黒須先生が歴史的背景の説明を加えていきます。鶴岡八幡宮では茅の輪が私たちを迎えてくれました。
境内を巡り、参拝を終えると次の巡見地、源頼朝の墓白幡神社に向かいます。道中学生たちは自分たちの足で、鎌倉時代を確かめているようです。道中でおこなわれる黒須先生や石本先生の解説を聞きながら、巡見を進めていきます。こちらでの参拝を終えて、最後に荏柄天神社へ向かいます。

荏柄天神社では講義で学んだ天神様について実地にて確認していきます。また講義で学んだ道具供養の知識を、境内にある絵筆塚をみることで実感します。
学生たちは質問も多くしながら、現地に行き実地を踏むことで、講義で学んだ知識を自分たちなりに更新しているようにも見えました。

今年の怨霊のRE科目の実地見学はこの回にて終了です。RE講義は実際に現地に赴き、質感を大事にした歴史の学びを深めていきます。こうした状況下ではありますが、最大限の注意と教員の工夫を加えおこなっていきたく思います。

荏柄天神社本殿にて
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