RE科目「江戸文学を歩く」報告②
24.02.22
日本一楽しく学ぶ」をコンセプトに開発された、聖徳大学文学部の体験型授業、「RE科目」(REとは、Reality Experience:人生におけるとても貴重な本質的体験という意味)のご紹介です。
RE科目「江戸文学を歩く」は、江戸文学を代表する『南総里見八犬伝』を学んだ後、作品にゆかりのある場所を訪ねて実際に歩いてみる授業です。
2回目の学外授業は、伏姫籠穴の探訪。伏姫籠穴とは、『南総里見八犬伝』に登場する重要人物・伏姫が、犬の八房とともに籠もり暮らした穴で、『南総里見八犬伝』ファンにとっての聖地です。
今年度はRE科目はじめての試みとして、バスツアーを企画しました。総勢20名(学生18名、教員2名)は朝からバスに乗り込んで、千葉県の南房総市を目指します。
約2時間バスに揺られ、まずは館山城に到着。風に吹かれながら、お城をバックに記念撮影。
その後は昼食です。房総の海の幸、美味なり!
そして、いよいよ本日のメインスポットへ! 山道を歩き、伏姫籠穴を目指します。12月初旬の青空のもと、山の風景を楽しみながら歩く、歩く。
そして、ようやく伏姫籠穴の入り口へ到着です。
到着したかと思ったら、また山登り、、、
今度こそ、伏姫籠穴に到着です!
この籠穴で暮らした伏姫と八房に、めいめい思いを馳せました。
奥に見える黒い玉が伏姫のお腹から生まれた「八つの玉」で、それぞれ「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の字が刻まれています。ドラゴンボールに似ている? いえいえ、ドラゴンボールが「八つの玉」に似ているのです!
後日、このたびのバスツアーについて、グループごとにプレゼンテーションを行いました。学生たちが作成したプレゼン資料の表紙だけ、ここで紹介しておきましょう。
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【ご案内】
文学部の諸井彩子先生が、聖徳大学オープンアカデミー(SOA)のオープニングセレモニーで講演をされます。
講演:「紫式部にみる〈学び〉の力」
■日時:4月20日(土)13:30~15:00
■会場:聖徳大学キャンパス
■参加費無料、要事前申込 ※参加申込フォームまたは電話にてお申し込みください。