文学部・文学科 │ 聖徳大学

特別奨学生からの留学レポート②

23.03.06

聖徳大学には、「特別奨学生留学制度」があります。
これは、2年生の春学期に、TOEIC650点以上のスコアを持つ留学希望学生の中で成績上位3名が、留学費用を大学負担で1年間海外の大学へ留学できる、という特別な留学制度です。留学期間も含めて、原則4年間での卒業が可能になっている「最新の留学制度」です。  

 ・将来は海外で仕事をしたいので、学生のうちに海外での経験を積んでおきたい。
 ・海外の文化について、海外の大学でより深く学びたい。  
こういった学生の皆さんが、留学を目指してチャレンジをしています。

昨年9月、文学部からは2名(英語・英文学コース2年生、教養デザインコース2年生)の学生がカナダの一流大学であるプリンス・エドワード・アイランド大学に渡航しました。 派遣留学生に選抜されたお2人は、2年生秋学期~3年生春学期の1年間留学生活を送って帰国します。3年生の夏休みにはインターンシップ(または秋の教育実習)を経て、4年間で聖徳大学を卒業し、社会に飛び立っていく予定です。

留学先のカナダから充実した様子の報告が届きましたので、早速ご紹介いたします!

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皆さんこんにちは、聖徳大学 文学部 文学科 英語・英文学コース2年のIです。
私は現在、聖徳大学の特別奨学生制度の留学生としてカナダのプリンスエドワード島(通称PEI)にあるプリンスエドワード大学(通称UPEI)で学生生活を送っています。私の留学報告では、UPEIでの授業や寮について、また、私が参加したPEIで行われたイベントなどについて簡単にではありますが紹介させていただきます。

はじめに、このUPEIで私はEAP(English Academic Preparation)という、英語力を上げるための授業と、カナダの学生と一緒にアカデミックの授業を複数受けています。
EAPではオーラルコミュニケーション(スピーキングとリスニング)、リーディング、ライティングの英語四技能を学び、アカデミックの授業を取る前の準備として英語の基礎をバッチリ固めることが出来ています。また、中国や中東アジアなど、さまざまな国からの留学生がこのEAPを取っているため、授業を通して交流することで多くの留学生の方々と仲良くなることができることも魅力の一つだと感じています。
そして、アカデミックの授業では、幅広い分野の学部の授業から選ぶことができます。私は、秋学期に英文学を履修し、そして今学期にカナダの歴史と先住民族の授業を取っています。当然ですが授業は全て英語で行われ、周りの学生たちも皆流ちょうな英語を話すため、最初は何が起こっているのか、何について話しているのかもちんぷんかんぷんでした。しかし、時間が経つにつれて少しずつではありますが授業の内容や先生、学生が言っていることを理解してくると、それまで分かったふりをしてうなずいているだけの苦痛でしかなかった時間が、少し楽しくなりました。なので、最初は全く理解できなくても、きっと最終的にはその授業の楽しさが感じられるようになるので、海外の授業は難しそうだから…と気後れすることなく前向きに取り組む姿勢が大切なのではないか、と感じさせられました(これは何にでも言えることですが)。

教室の写真

私が住んでいる寮は、寮生がとても国際色豊かなので、お互いの文化を比べ合ったり、母国の料理やお菓子をふるまったりと、グローバルなやり取りを楽しむことができます。そして、UPEIには日本文化を愛する人が多く、寮にも何人か日本好きな方がいらっしゃるため、日本文化や日本語を教えるととても喜んでくれます。私は、自分が好きなことを話すときは英語がいつもより流ちょうに話せるため、アニメやゲームについての話をして盛り上がることも多々あります…。
そして、私が住んでいるBernardine寮は、ミールプラン(食堂の利用)を取ることが必須で、食堂で会う人とも交流を深めることができるため、友達を作る機会はとても多く、常に知り合いや寮仲間がいる環境のおかげで、人と関わることにも少しだけ積極的になれたと感じています。

寮と肉じゃが、同じく寮住まいの友達の写真

そして、私が一番皆さんに伝えたいのが、PEI・UPEIではイベントが盛りだくさんということです。
ハロウィンやクリスマスといった季節の行事はもちろん、大学内でも定期的にボードゲームやムービーナイトなどといったイベントが開催されるため、日本では体験できないような、カナダならではの行事や大学内イベントを楽しむことができます。
また、私が今学期のはじめに参加したイベントの“Tie-Dye(絞り染めの日)”では、他に参加している学生の人と話しながら手作りのTシャツを作ることができて、とても楽しかったことが記憶に新しいです。これらの他にも、ビンゴに参加して日本とはルールが違うことに驚いたり、寮の中に隠されているアヒルを探し出して景品をゲットする、宝探しのようなイベントがあったりなど、日本にいたら一生知ることがなかったであろうイベントもあり、とても新鮮な気持ちで参加することができています。
ダウンタウンや大学内、寮内では頻繁にイベントが行われ、中にはそのイベントで仲良くなった友達もいるため、まめにイベントをチェックするようにして、時間があるときは友達を誘って参加してカナダならではのイベントをエンジョイしています。

大学外のクリスマスイベント
大学内のジンジャークッキー作りイベント、
ムービーナイト
大学内のTie Dyeイベント
寮内のDuck hunt

最後になりますが、私は一年生の秋に将来に役立つかも…という軽めな動機で2021年度の特別奨学生留学制度への参加を決めました。そしてあまり留学に対するモチベーションもなかったため、こんなで1年近くやっていけるのか…と不安に思いましたが、いざこちらに来て、カナダならではの人々の暖かさや、海外でしか体験することの出来ない空気感に触れてみると、だんだんとこちらでの環境が心地よく感じてくるようになりました。
もちろん、日本と違う点もありますし、なんなら日本の方が良い点なんかもいくつかあります。しかし、海外という知らない土地で、言葉も通じない、もっと言えば文化さえも違う環境に身を投じて、実際に生活をして大学で学ぶという経験は、人生の中のとても大きなビッグイベントとなりうると考えています。なんなら、この留学がその人のターニングポイントになり得るかもしれません笑。
なので、留学に興味がある人には、文学部の特別奨学生留学制度に参加していただきたいと考えています。最初のモチベーションは何だっていいのです。また、特別奨学生留学制度の留学生は、学費や寮費などの留学にかかる費用のサポートを受けることができ、そのほかにも、留学経験のある文学部の先生方に留学中でもアドバイスをいただけて、学生支援課の方々にVisaや保険などの手続きの説明などをしていただけるため、幅広く手厚いサポートを受けることができます
留学希望のある皆さんは是非ともこの特別奨学生留学制度を利用して、自分の人生のⅠページに「カナダで約一年留学した」という歴史を刻んでください!PEIからは以上です🎤See you again!

友人と作った雪だるま。休暇中のイエローナイフ旅行でのオーロラや念願の犬ぞり体験など

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奨学生の充実した留学生活が伝わってきますね。
皆さんも、聖徳大学で「特別奨学生」にチャレンジし、海外での留学経験を積んでみませんか!!

【関連記事】※別タブが開きます。
・「2022年度の「特別奨学生留学制度」(派遣留学生)をご紹介します!」はこちら

・「特別奨学生からの留学レポート①」はこちら

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